DJを題材にしたメディアミックスプロジェクト「D4DJ」の最新情報を届ける「D4DJプロジェクト戦略発表会」が9月23日に都内某所で開催された。本記事ではその模様をレポートするとともに、配信後に行われた囲み取材での出演者のコメントを紹介する。
「D4DJプロジェクト戦略発表会」は9月30日まで行われている「ブシロードゲーム祭り」の一環として開催されたもの。MCとしてニッポン放送アナウンサーの吉田尚記と愛本りんく役の
まずは中山が、「DJとはさまざまな楽曲をつなぐ人のこと。だからD4DJのテーマは『つなぐ』です。古き良き名曲をアレンジして10代、20代の若い人に届けたり、さまざまな作品や企業とコラボしたりすることで、音楽を通じて老若男女でつながることのできるコンテンツを目指していきます」と同プロジェクトのテーマを説明する。続いて水島と上松が登壇。水島はアニメについて「アフリカの小さな島から帰ってきた愛本りんくという女の子が、周囲のキャラクターを巻き込んで、つないで、一緒にハッピーになっていくという物語。めちゃくちゃ明るくて楽しい作品を作っております」と述べる。オープニング主題歌「ぐるぐるDJ TURN!!」が発表会のため用意されたアニメ映像とともに初披露されると、水島は「制作中のオープニング映像はもっとぐるぐる動くものになっているので、楽しみにしていてください」と視聴者の期待を煽った。
次にHappy Around!をはじめとした各ユニットについて、担当の音楽プロデューサー6人からのコメントが紹介された。中山は各ユニットごとに音楽プロデューサーを分けた理由について「ほかのユニットの曲を聴いたときに『あーやられた!』『この箇所はいいな!』という気持ちになって、次の曲作りのモチベーションにつながるんですよね」と話し、上松は「このシステムはいいですね。互いに高め合っていけるし、新しい音楽も発見できる。すごく楽しんで作業しています」と頷いた。
さらに「D4DJ」プロジェクトの新キャラクターが発表に。キャストには古谷徹、水樹奈々、
ここで会場に小舟柳人役を務める古谷が登場。自身の役について「見た目ほど渋いキャラクターではなく、優しくてちょっとお茶目。りんくたちが溜まり場にしている喫茶店のマスターなんです」と言う。また竹中と同じ中学校・高校の出身だという古谷は「竹中さんは僕の2学年下で。覚えていなかったのですが、僕が卒業するときに竹中さんから『星飛雄馬をやってください』とお願いされて実演したらしいんですよね。それをご本人からお聞きして」とエピソードを披露。「D4DJ」へ参加することへの意気込みを聞かれると「『D4DJ』、行きまーす!」と力強くコメントした。さらに海原ハルキ役を務めることになった吉田は、のちの囲み取材で「一介のオタクとして、ゲームやアニメに関われることへの喜びをぶつけたいと思います」と意気込みを語る。そして「あとはものすごいオタクに育ってしまった娘に、役をもらったことを自慢します」と笑顔を見せた。
配信後の囲み取材で古谷は、小舟柳人が60代と今まで演じたことのない年齢のキャラクターであることを受けて「この作品を通じて新境地が開拓されるのではと期待しています。声優生活50年余りの持てる力を注いで、新しい古谷徹を見せたいと思っていますので、楽しみにしていてください」と視聴者に向けたメッセージを贈る。またアニメの中心的な役割を担う愛本りんく役の西尾は「DJに詳しい人はもちろん、知らない人でも楽しめるようになっています。第1話でも『このつまみをいじると曲がこういうふうにつながる』とキャラクターが説明しながら曲を流すシーンがあって。曲やライブシーンも毎回流れるので注目です」と見どころをアピールした。なおYouTubeでは「D4DJプロジェクト戦略発表会」をアーカイブ配信中だ。
水島精二(アニメ「D4DJ First Mix」監督 / Photon Maiden 音楽プロデューサー)コメント
ずっとやってみたかった音楽モノが、まさかのこんなに大きなプロジェクトで、尚且つ、アニメ監督だけでなく1ユニットの音楽プロデューサーまで拝命して、背筋が伸びる思いです。今までのキャリア全振りして頑張ってます! 乞うご期待!!
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