鈴木ジュリエッタ「名探偵 耕子は憂鬱」が連載化、横溝正史の金田一に対する愛を形に

5

458

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 118 315
  • 25 シェア

鈴木ジュリエッタの新連載「名探偵 耕子は憂鬱」が、本日9月4日発売の花とゆめ19号(白泉社)にてスタートした。

「名探偵 耕子は憂鬱」の扉ページ。

「名探偵 耕子は憂鬱」の扉ページ。

大きなサイズで見る(全7件)

「名探偵 耕子は憂鬱」の巻頭特集。

「名探偵 耕子は憂鬱」の巻頭特集。[拡大]

「名探偵 耕子は憂鬱」は空前のミステリーブームに沸く昭和中期を舞台に、18歳の探偵見習い・耕子が難事件に挑む様子を描く物語。全国に素人探偵が急増したため、国は3つの難事件を解決した者にのみ、探偵の免状を与えるという新法を作った。耕子は難事件を無事解決し、探偵になれるのか。同作は花とゆめ3号に掲載された読み切りが人気を博し、連載化したもの。巻頭ページで鈴木は「尊敬する横溝先生の金田一シリーズに対する私の愛の形」とコメントを発表し、横溝正史の「金田一耕助」シリーズへのリスペクトを語った。「神様はじめました」「忍恋」の鈴木が描く新作に注目したい。

「婚約者を雇ってみましたが」の扉ページ。

「婚約者を雇ってみましたが」の扉ページ。[拡大]

また今号では、「かぐや姫のかくしごと」の楠木薫による新連載「婚約者を雇ってみましたが」が開幕。西の端の国ロクティヴィアの姫・ヴィクトリアは王を目指すが、悪政を敷いた3代前の女王のせいで、ロクティヴィアでは女は王になれない。無能な家臣たちに政治を任せておけず、国政に参加すべく偽の婚約者を雇い、彼に台本を渡して国を救おうとするが……。このほか花とゆめ14・15合併号に掲載された、さくまれんの読み切り「ルチルの錬金術」の新エピソードが登場した。

なおコミックナタリーでは、花とゆめで連載されていた椎名橙「それでも世界は美しい」の完結記念特集を公開中。椎名と、アニメでニケを演じた前田玲奈、リビ役の島﨑信長に、丁寧に作り込まれたキャラクターたちの魅力とフィナーレへの思いを語ってもらった。

関連する特集・インタビュー

この記事の画像(全7件)

読者の反応

  • 5

にゃる神父 @fatherny

鈴木ジュリエッタ「名探偵 耕子は憂鬱」が連載化、横溝正史の金田一に対する愛を形に https://t.co/5TgEr49P9K 鈴木ジュリエッタ先生の金田一モノとは面白そう

コメントを読む(5件)

関連記事

鈴木ジュリエッタのほかの記事

リンク

あなたにおすすめの記事

このページは株式会社ナターシャのコミックナタリー編集部が作成・配信しています。 鈴木ジュリエッタ / 楠木薫 / さくまれん の最新情報はリンク先をご覧ください。

コミックナタリーでは国内のマンガ・アニメに関する最新ニュースを毎日更新!毎日発売される単行本のリストや新刊情報、売上ランキング、マンガ家・声優・アニメ監督の話題まで、幅広い情報をお届けします。