体験型レストラン「GUNDAM Cafe TOKYO」本日オープン、シャアとガルマが料理振る舞う

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「ガンダム」シリーズを題材にしたコンセプトカフェ・GUNDAM Cafe TOKYO BRAND COREが、本日7月31日にJR秋葉原駅前にオープンした。本記事では、昨日7月30日に行われた内覧会の様子をレポートする。

「Zeon’s Diner TOKYO」にいる”あの男"。

「Zeon’s Diner TOKYO」にいる”あの男"。

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GUNDAM Cafe TOKYO BRAND COREの全景イメージ。

GUNDAM Cafe TOKYO BRAND COREの全景イメージ。[拡大]

GUNDAM Cafe TOKYO BRAND COREは、ガンダムのオフィシャルカフェ・GUNDAM Cafe 秋葉原店が、規模を約4倍に拡大し、新たな施設として生まれ変わったもの。「レストランエリア」「Zeon’s Diner TOKYO」「グッズショップ」「fortuneLatte Cafe」の4つのエリアで構成されており、中でも「レストランエリア」「Zeon’s Diner TOKYO」では、飲食の提供だけに留まらない、体験型のプログラムが用意されている。

全長18mのモニターには宇宙空間を思わせる映像が映される。

全長18mのモニターには宇宙空間を思わせる映像が映される。[拡大]

宇宙戦艦内の食堂をイメージした「レストランエリア」には、戦艦の窓を思わせるような壁いっぱいに広がる全長約18mの大型マルチモニターを設置。宇宙空間を飛行するユニコーンガンダムをはじめとしたモビルスーツや、巨大なスペースコロニーがモニターを横切るように映し出され、さながら艦内から宇宙空間を眺めているような感覚を味わえる。また劇中の艦内食をイメージしたフードメニュー「アムロ専用パイロットランチ」などを注文すれば、作品の世界観にさらに没入できる仕組みとなっている。

「アムロ専用パイロットランチ」

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また「レストランエリア」では、オリジナルのディナーショープログラム「G DIMENSIONS EX DINNER SHOW」を開催。ジオン軍の制服など、劇中の衣装に身を包んだ店員のナビゲーションのもと、客も巻き込んだ映像とリアルがリンクするオリジナルストーリーが展開される。なおショーのプログラムには8月8日にスタートする「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」に加え、「機動戦士ガンダム SEED」のプログラムも実施が決定している。

※動画は現在非公開です。

内覧会で披露された「THE ORIGIN」が題材の「シャアとガルマが贈る“暁の決起集会”」は、ドズルから兵士たちの士気を高める食事会の幹事を任されたガルマが、シャアを誘い決起集会を開くというストーリー。シャア役の池田秀一、ガルマ役の柿原徹也による録り下ろしボイスで進行されるこのショーでは、食事もシャアとガルマが考案したという設定のもと提供される。2人がメニューの紹介をする場面では、「THE ORIGIN」の劇中から、ガルマが骨折したところをシャアに助けられたジオン軍の士官学校時代の訓練を回想しながらローストビーフをメニューとして選んだ理由が語られるなど、食事にもストーリー性が落とし込まれた。

「シャアとガルマが贈る“暁の決起集会”」より、ガルマ考案のデザート。フルーツはザビ家の5人をイメージしている。

「シャアとガルマが贈る“暁の決起集会”」より、ガルマ考案のデザート。フルーツはザビ家の5人をイメージしている。[拡大]

また食事中には、「THE ORIGIN」の名場面を2人のナレーション付きでたっぷりと上映。さらにコース料理の締めとなるデザートもガルマが用意しており、調理に奮闘するガルマと、“暁の蜂起”さながらにガルマを焚きつけるシャアのやり取りは来場者の笑いを誘っていた。なおモニターに映る2人との撮影タイムや、ガルマの「ジーク・ジオン!」の掛け声に合わせた乾杯など参加型のコーナーも多数設けられている。

「Zeon’s Diner TOKYO」の内観。

「Zeon’s Diner TOKYO」の内観。[拡大]

「Zeon’s Diner TOKYO」より、テーブル上に皿やグラスを置くとジオン軍のMSが出撃する。

「Zeon’s Diner TOKYO」より、テーブル上に皿やグラスを置くとジオン軍のMSが出撃する。[拡大]

シャア専用ザクの巨大なフィギュアが入り口で待つ「Zeon’s Diner TOKYO」は、ジオン公国軍の世界に入り込んだ気分を味わえる体験型ダイナー。今回のオープンに合わせ安彦良和が描き下ろしたギレンの肖像画をはじめ、店内にはザビ家の面々の肖像画が多数飾られている。店内中央の巨大なテーブルには、宇宙空間を表現した映像が投影されており、注文したフードメニューやドリンクを置くことで、ジオングやザクなどジオン軍のモビルスーツの映像が、ランダムでテーブル上に出撃。一定時間ごとに現れる連邦軍のモビルスーツと、戦闘を繰り広げるさまを目の前で楽しめる。

バーカウンターの一角には”あの男"が設置されたフォトスポットも。

バーカウンターの一角には”あの男"が設置されたフォトスポットも。[拡大]

ドリンクメニュー「あの日の1杯」を注文すれば、劇中の名シーンを再現できる。

ドリンクメニュー「あの日の1杯」を注文すれば、劇中の名シーンを再現できる。[拡大]

また店内にはバーカウンターも設置され、カラフルな「専用機ハイボール」などアルコールメニューも豊富に用意。さらにカウンターの一角には、今にも「坊やだからさ」と聞こえてきそうな金髪にサングラスを掛けた、白スーツ姿の“あの男”が。店内のドリンクメニュー「あの日の1杯」を注文すれば劇中の名シーンを再現した写真を撮ることもできる。

グッズショップの様子。

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グッズショップの様子。ご当地商品とのコラボアイテムも。

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「グッズショップ」にはアムロをはじめ、キラ、刹那、三日月、ドモンら歴代の主人公や、セイラ、ミネバ、ラクスらシリーズを彩ってきたヒロインら15人がスーツやドレスなどパーティ衣装に身を包んだ描き下ろしイラスト入りの限定グッズなどを販売。アクリルスタンド、マグカップといった定番のアイテムに加え、日本全国のご当地メーカーとコラボしたスッパイマン、キリマルラーメン、ナボナロングライフなどのGUNDAM Cafe TOKYOバージョンが多数取り揃えられた。

プリントラテの一部。

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店頭のモニターには商品ができあがる様子がリアルタイムに映される。

店頭のモニターには商品ができあがる様子がリアルタイムに映される。[拡大]

また店舗の外に設置されたテイクアウトドリンクを提供する「fortuneLatte Cafe」では、キャラクターや名セリフのプリントされたラテなどを提供。プリントテーマは10種以上が用意されており、テーマを選択し、タブレット端末からミニゲームや質問に回答することで絵柄が決定する。ラテにプリントされる様子は店頭のモニターにリアルタイムで表示され、待っている時間まで飽きさせない工夫が凝らされた。

GUNDAM Cafe TOKYO BRAND COREでは新型コロナウイルス感染症への対策として、「レストランエリア」「Zeon’s Diner TOKYO」は完全予約制、「グッズショップ」は入場予約制にて当面の間営業される。なお店舗内では、ガンダムカフェ専用のフェイスシールドも提供。「レストランエリア」ではアムロのパイロットスーツを模した「アムロデザイン」、「Zeon’s Diner TOKYO」では、シャアの仮面を模した「シャアデザイン」が渡され、希望者は税込300円で持ち帰ることも可能だ。各エリアへの入場予約については、GUNDAM Cafeの公式サイトにて確認を。

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(c)創通・サンライズ

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