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東京2020ポスター展の会見に浦沢直樹、荒木飛呂彦登場「ジョジョを取り入れてます」

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「東京2020 公式アートポスター展」オープニングセレモニーの様子。

「東京2020 公式アートポスター展」オープニングセレモニーの様子。

「東京2020 公式アートポスター展」のオープニングセレモニーが本日1月6日に東京・東京都現代美術館にて行われ、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の公式アートポスターを手がけた浦沢直樹荒木飛呂彦らが登壇した。

オープニングセレモニーでは、まず小池百合子東京都知事が挨拶。今回のアートポスターを素晴らしいと絶賛した小池都知事は「それぞれストーリーがあって、いかに東京2020オリンピック・パラリンピックが期待できる大会かをアートで表現してくださいました」と語り、参加アーティストたちへ感謝の言葉を述べる。続く、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会の専務理事で、事務総長の武藤敏郎氏は「これらのポスターは今後も、東京2020大会の象徴として末永く残っていくもの。気に入ったポスターを手元においておきたいという方の希望にもお応えしたいと思っています」と語った。

さらにアーティストの選定委員会委員長を務めた青柳正規氏は「価値観や美的センスの多様性が謳われる時代にふさわしい多様なアーティストを選びたいということで、写真家もいればマンガ家もいて、建築関係の方、デザインの方もいらっしゃいます。この展示をご覧になれば、現在のアートシーンが大変バラエティに富んでおり、素晴らしい個性と創造性があるということをご確認いただけるかと思います」と、本展をアピールした。

その後ステージには浦沢、荒木のほか、大原大次郎、柿沼康二、金澤翔子、GOO CHOKI PAR、佐藤卓、新木友行、テセウス・チャン、野老朝雄、蜷川実花、ホンマタカシ、森千裕、山口晃が登壇。浦沢は、マンガの1ページをそのまま切り取ったような自身の作品について「マンガ家の私にオファーが来たということは、皆さんこういうことを求められているんじゃないかなと。オファーをいただいた瞬間に、脳裏に浮かんだイメージを描きました」と解説。また作品の左下に描かれた「つづく!」の文字については「マンガのページをめくる様子を表現してみました。アスリートの皆さんの心に響いてくれたら」と作品に込めた気持ちを述べた。

一方、パラリンピックをテーマに描いた荒木の作品は、葛飾北斎の「神奈川沖浪裏」の構図をモチーフにスポーツの神々が日本に舞い降りる姿を表現。「『ジョジョの奇妙な冒険』という作品を取り入れています」と明かした。

東京2020大会の公式アートポスター計20作品を展示する「東京2020 公式アートポスター展」は、明日1月7日から2月16日まで東京都現代美術館のエントランスホールにて展開。会期中には公式アートポスターを制作したアーティストたちによるトークショーも予定されている。

「東京2020 公式アートポスター展」

会期:2020年1月7日(火)~2月16日(日)※休館日除く
休館日:月曜日(1月13日は開館)、1月14日
時間:10:00~18:00
会場:東京都 東京都現代美術館 エントランスホール
料金:無料

「東京2020 公式アートポスター・プロジェクト」参加アーティスト

オリンピックをテーマとする作品の制作者

浦沢直樹(マンガ家)、大竹伸朗(画家)、大原大次郎(グラフィックデザイナー)、金澤翔子(書家)、鴻池朋子(アーティスト)、佐藤卓(グラフィックデザイナー)、野老朝雄(美術家)、ホンマタカシ(写真家)、テセウス・チャン(アートディレクター)、クリス・オフィリ(アーティスト)、ヴィヴィアン・サッセン(写真家)、フィリップ・ワイズベッカー(アーティスト)

パラリンピックをテーマとする作品の制作者

荒木飛呂彦(マンガ家)、柿沼康二(書家)、GOO CHOKI PAR(グラフィックデザイナー)、新木友行(アーティスト)、野老朝雄(美術家)、蜷川実花(写真家・映画監督)、森千裕(美術家)、山口晃(画家)

(c)Tokyo 2020

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