イベントは鎹鴉やチュン太郎から届けられる指令に、4人が応えていくという形式で展開された。1つ目の指令は「名シーンをセレクトセヨ」。下野紘は第17話から「なかなか観られない善逸のカッコいいシーン」と善逸のバトルシーンを選び、松岡は第23話から、喉を潰してしまった伊之助のシーンを「演技に頭を悩ませた」と語る。同シーンはアフレコ現場でも爆笑が起こったそうで、キャスト陣からは口々に「伊之助はかわいいよね!」という声が上がった。
続いては鬼頭が選んだ禰豆子が鬼になる第1話と、花江がセレクトした炭治郎のヒノカミ神楽と禰豆子の爆血が合わさる第19話のシーンが続けて流れる。キャスト陣も観客も食い入るように画面を見つめ、観終えると鬼頭からは「泣いちゃいますよ!」、下野からは「ダメだよ!」と感嘆の声が漏れた。鬼頭は第1話について「獣のようにうなりつつ、変化を付ける演技が難しかった」と振り返り、花江は19話を「改めて炭治郎の成長を感じた、今までが集約されたシーン」と思い入れたっぷりに語った。
2つ目の指令をチュン太郎が届けに現れると、下野は指令が書かれた紙を無視してチュン太郎に話しかけ、ファンの笑いを誘う。次の指令は「キャストの呼吸を見定めヨ」。花江・松岡・下野が肺活量を競うというもので、キャスト陣は初めて見る肺活量計に興味深々の様子を見せる。3人それぞれの身長や年齢に合わせた予測平均値を、どれほど超えられるかで勝敗を決定。最初に花江が「全集中!」と唱えてチャレンジするものの、残念ながら平均値以下の4000mlという結果に。続く松岡も平均値に届かず、「最後やだよ!」と言いながらも臨んだ下野は、一同に見守られる中なんとか平均値を超える4100mlに達成した。
3つ目の指令は「錬磨で高得点を目指セ!」。これは「鬼滅の刃」のBlu-ray / DVD第3巻に特典として付属するオリジナルの横スクロールゲーム「鬼滅の錬磨」に4人が挑戦するというもの。炭治郎、善逸、伊之助からプレイするキャラクターを選ぶことができ、それぞれ異なるスキルを用いることができる本格的な仕様だ。スマートフォンを持ってプレイするため両手がふさがる下野に花江がマイクを差し出し、松岡が水を飲ませられるようスタンバイ。下野、松岡、花江がそれぞれ自分のキャラを選んでプレイしたあと、鬼頭が誰を選ぶのかに花江と下野は注目する。すると鬼頭が選んだのは伊之助。鬼頭が「一番使いやすそうだったから」と理由を述べると、2人は「まあそういう理由ならいいよ!」と口を揃えた。
なおイベントの様子はAbemaTVで生中継され、タイムシフト配信で観ることが可能。TVアニメ「鬼滅の刃」最終話は9月28日23時30分よりTOKYO MX、AbemaTVほかで順次オンエアされる。
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