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「かわいいお姉ちゃん大好き!」で50年、弓月光の軌跡辿る原画展が明日開幕

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弓月光

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弓月光の画業50周年を記念した「画業50周年記念 弓月光原画展」が、明日5月24日から6月9日まで東京・池袋マルイにて開催される。

1968年にりぼん(集英社)でデビューを果たした弓月。原画展では「ボクの婚約者(フィアンセ)」「みんなあげちゃう▼」「甘い生活」「瞬きのソーニャ」など代表作の原画100点以上の展示を行う。

このほかペン先などの愛用物や、弓月がこれまでに刊行してきた全単行本のカバーを紹介するコーナーも。なお会期中の平日に会場に訪れた人の中から毎日先着50名に、弓月の直筆ネームをプレゼント。物販コーナーでは公式パンフレットをはじめ、高精細の版画、複製原稿、Tシャツ、トートバッグなどを販売する。

また5月26日には弓月のサイン会を実施。明日より物販コーナーで税込3000円以上買い物をした100名に整理券が配布される。整理券は定員に達し次第配布を終了するため、気になる人は早めに会場に足を運ぼう。

本日5月23日に行われた内覧会では、弓月の囲み取材も実施された。この50年を「波も風もなかった」と表現する弓月は、「あんまり派手なことがあったわけでもないし、好きなマンガを描いているだけで50年経っちゃったという感じですね(笑)。川の上流から(流れに身を任せて)下流へと進んでいる」と説明。少女マンガ、少年マンガ、青年マンガと複数のジャンルを渡り歩いてきたことについては「りぼんからマーガレットに行ったのも、マーガレットからヤングジャンプに行ったのも、担当さんが異動したからなんです。集英社の中でウロウロしているだけで、自分が思うかわいいお姉ちゃんを出すという作品の根本の部分は変わらないですよ(笑)」とコメントした。

自身が思う「かわいいお姉ちゃんとは?」という問いに対しては、「男の鼻をひっつかんで振り回すような女の子が好きですね。それくらい勝ち気なほうが描きやすいし、話も動かしやすい。男にとって都合のいい女を描きたくない、むしろ都合の悪い女を描いていたいんです」と解説する。そして今後のマンガ家としての活動については、「頭の中に(今後描きたい)かわいいお姉ちゃん(のキャラクター)が生きているから、いつまでも描きたいと思うでしょうね。男としてお姉ちゃんが大好きだから(笑)。そういうキャラクターに面白い話が組み合わさればと思っています」と語る。最後に原画展の見どころについては、「絵が下手なりに50年の中で少しずつ進歩している、ワンパターンの絵ではあるけどちょっとずつ変わっているんだよ、というところを見てほしいですね(笑)」と謙遜しながらアピールした。

画業50周年記念 弓月光原画展

会期:2019年5月24日(金)~6月9日(日)
時間:11:00~20:30 ※入場は閉場30分前まで。最終日は19:00閉場
会場:池袋マルイ 7階イベントスペース
入場料:一般税込600円

展示予定の主な作品

「おでんグツグツ」「出発シンコー!」「無作法な関係」「手術しちゃうから!」「おちこぼれ忍法帖」「白い変人たち」「ボクの初体験」「エリート狂走曲」「おたすけ人走る!」「トラブル急行」「ボクの婚約者(フィアンセ)」「みんなあげちゃう▼」「HOT STUFF」「シンデレラエクスプレス」「甘い生活」「甘い生活2nd season」「瞬きのソーニャ」ほか

※▼はハートマークが正式表記。

(c)弓月光/集英社

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