4月より放送されるTVアニメ「この世の果てで恋を唄う少女YU-NO」のメインビジュアル、主題歌情報が公開された。
「この世の果てで恋を唄う少女YU-NO」の原作は、高校生の有馬たくやが無数に存在すると言われる並列世界を渡り歩き、隠された謎を解き明かしていくSFアドベンチャーゲーム。1996年にPC版が発売され、2017年にキャラクターデザイン・キャストを一新したリメイク版がPlayStation 4用、PlayStation Vita用ソフトとしてリリースされた。TVアニメはリメイク版をベースにして作られ、
メインビジュアルには物語に登場する重要アイテム・宝玉を手にした主人公・有馬たくやを中心に、彼を取り巻く主要キャラクターが勢揃いした。オープニングテーマは
またTVアニメの監督を務める平川哲生、リメイク版のゲームプロデューサーである浅田誠からのコメントも到着。平川は「壮大な構想において、現実の諸問題でクリアできなかったものの、その熱量がこぼれ出している部分が人の心を打っているのではないでしょうか」と原作についてコメント。浅田は「アニメ化において、並列世界全ルートを表現する上で、最初に計画した構想通りゲーム以外のほかのメディア展開ができたことは満足しています。逆に理論表現上、再現できなかったシーンなどに関しては悔しい思いをしました」と明かしている。
平川哲生(監督)コメント
カルト的な人気作品の多くは、作品そのものの未完成な部分を、受け手側が補完することで成り立つと思います。それは『YU-NO』も同じです。壮大な構想において、現実の諸問題でクリアできなかったものの、その熱量がこぼれ出している部分が人の心を打っているのではないでしょうか。95年前後はそういう作品が多かったと思います。代表的な作品だと、『新世紀エヴァンゲリオン』『もののけ姫』『リトル・ブッダ』など、これは『YU-NO』にも多大な影響を与えています。
アニメ化するということで、シナリオの作成は難航しました。ゲームと違って、アニメは1本のストーリーしか描くことができない。その中で1番難しかったのは、主人公たくやの行動に一貫性や動機を与えたりする部分です。しかし、各話の脚本家の方々にもアイディアをいただいて、なんとか納得のいく形にできました。
浅田誠(ゲームプロデューサー)コメント
本作が伝説のゲームと呼ばれる1番特異な点は、「A.D.M.S(アダムス)」と略させるオート分岐マッピング・システムだと思います。並列世界の物語を描くにあたり、A.D.M.Sでシナリオの分岐点などを目で確認しさらに分岐していく世界を探索する要素が一番の魅力ではないでしょうか。アニメ化において、並列世界全ルートを表現する上で、最初に計画した構想通りゲーム以外のほかのメディア展開ができたことは満足しています。逆に理論表現上、再現できなかったシーンなどに関しては悔しい思いをしました。
TVアニメ「この世の果てで恋を唄う少女YU-NO」
2019年4月より放送
スタッフ
原作:菅野ひろゆき/MAGES.
監督:平川哲生
キャラクターデザイン:大塚舞
美術背景:ととにゃん
音響監督:たなかかずや
音楽:ヨナオケイシ、高見龍、エバン・コール、川村竜
アニメーション制作:feel.
プロデュース:GENCO
キャスト
有馬たくや:
ユーノ:
波多乃神奈:
一条美月:
島津澪:
武田絵里子:
朝倉香織:
有馬亜由美:
龍蔵寺幸三:
結城正勝:
豊富秀夫:
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- TVアニメ「この世の果てで恋を唄う少女YU-NO」2019年4月放送開始
- この世の果てで恋を唄う少女YU-NO (@yuno_5pb) | Twitter
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