「ダルちゃん」第9回新井賞受賞を受け、はるな檸檬「とても光栄で、幸せな気持ち」

はるな檸檬「ダルちゃん」1・2巻が、去る1月16日に第9回新井賞を受賞。はるな檸檬からのコメントが到着した。

「ダルちゃん」は資生堂のWebサイト・ウェブ花椿にて発表され、昨年12月に単行本が発売された作品。24歳の派遣社員・丸山成美という仮の姿を持つ、ダルダル星人のダルちゃんを主人公に描かれる物語だ。20代から40代の女性を中心にSNS上などで話題を呼び、単行本の発売にあたっては出版社14社によるコンペが行われた。はるな檸檬はこのたびの受賞を受け、「本当に本を愛する方に選んでいただける新井賞に、漫画なのに選んでいただけるなんて想像もしていませんでした。とても光栄で、幸せな気持ちを噛み締めております。ありがとうございます」と喜びを綴った。

新井賞は三省堂書店の新井見枝香氏が主宰する個人賞。2014年7月にスタートし、以降は芥川賞・直木賞の発表に合わせ、新井氏が推したい本を「新井賞」として三省堂書店の店頭及びSNSなどで発表している。なおマンガ作品が受賞するのは今回が初めて。新井氏は「新井賞が小説じゃなきゃいけないなんて誰が決めたよ」とコメントしている。