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「君たちはどう生きるか」と池田エライザ主演映画、羽賀翔一が共通点を考察

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映画「ルームロンダリング」トークイベントの様子。左から羽賀翔一、池田エライザ。

映画「ルームロンダリング」トークイベントの様子。左から羽賀翔一、池田エライザ。

映画「ルームロンダリング」のトークイベントが、本日7月3日に東京・ヴィレッジヴァンガード渋谷本店で開催。イベントには主演を務めた池田エライザと、「漫画 君たちはどう生きるか」の羽賀翔一が登壇した。

「ルームロンダリング」のPRで池田と羽賀が対談するのは、本日が2度目。池田は羽賀へのオファー経緯を「私がもともと『君たちがどう生きるか』の小説を中学生ぐらいのときに読んでいて、羽賀さんがマンガを出していらっしゃったので読ませていただいたんです。その感想をTwitterでつぶやいて……」と、ファンであったことを明かす。一方の羽賀は「今日は皆さん、池田さんのお話を聞きにいらしたと思うので僕が話しているときはTwitterをいじっていてください」と自虐で笑いを誘いながら、「映画と関係ない立場から、作品の魅力をお話しできれば」と意気込んだ。

羽賀は本作と「君たちはどう生きるか」との共通点について、「『君たちはどう生きるか』は主人公のコペル君とおじさんがいて、お父さんを亡くして母子家庭のコペル君に、おじさんはちょっと引いたところから背中を押してあげるという関係性なんです。『ルームロンダリング』の御子と悟郎さんの関係性もそれに近いものがあるし、悟郎さんの優しさがじわじわ伝わってくるところも『君たちはどう生きるか』のおじさんに似てるなと思いました」とコメント。羽賀の意見を受け、池田は「悟郎おじさんは御子ちゃんに、コペル君のおじさんのようにヒントを与えたりできる人ではないけれど、御子ちゃんが心を休ませられるホームであるところはちょっと似てる部分があるなと思いました」と述べた。

羽生生純による本作のコミカライズ版の話題になると、池田は「福岡に住んでいる両親が、佐世保のヴィレヴァンまで探しに行ってくれたんですよ。送ればよかったんですけど、なんだかヴィレヴァンに本を探しに行っている両親がかわいくてそのままにしちゃいました」と笑う。羽賀はイベント前に会場となったヴィレッジヴァンガード渋谷本店で同書を購入したことを明かし、「そのとき、店員さんに『今日のイベントには参加されますか?』と言われて『あ、はい』と答えました」と苦笑した。

また羽賀は池田に、感情の起伏が表に出にくい御子を演じるにあたっての質問を投げる。「マンガって微妙な感情の違いを眉毛で描き分けるところがあるんです。でも御子は眉毛が見えない造形なので、演じ分けるのがすごく難しかったのでは?」と聞くと、池田は「ハーフって眉毛に喜怒哀楽が出やすいタイプの人種なので、作品によって使い分けたりしていて。大した技術ではないんですけど、より日本的であろうというときは前髪パッツンにしたり、コミュニケーション上手で開放的な女の子の場合は前髪を上げたり眉毛が見えるようにしてるんです」と答える。羽賀からは、本作について「繰り返し観るたび、違った発見ができそうな作品だと思いました。1度観た自分も、誰かを誘ってまた観に行きたくなっています」という言葉も飛び出した。

「ルームロンダリング」は7月7日より東京・新宿武蔵野館、渋谷HUMAXシネマ、シネ・リーブル池袋ほか全国で公開。池田のほか、オダギリジョー、渋川清彦、健太郎、光宗薫がキャストに名を連ねている。

(c)2018「ルームロンダリング」製作委員会

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