ちばてつや「あした天気になあれ」46歳になった太陽を描く続編がゴルフ誌で

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ちばてつや「あした天気になあれ」の続編となる「新あした天気になあれ」が、ゴルフ雑誌・ALBA(プレジデント社)にて連載されることが決定した。

「新あした天気になあれ」のカット。

「新あした天気になあれ」のカット。

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「あした天気になあれ」は、ちばが1981年から1991年で週刊少年マガジン(講談社)にて発表したゴルフマンガ。「チャー・シュー・メン」の掛け声とともにショットをする主人公の向太陽が、ゴルファーとして成長していく姿を描いていく。

「新あした天気になあれ」では、前作から26年後の太陽の物語を展開。全英オープンに優勝した後、クラブを置いてしまった向太陽が、46歳で再びクラブを握り四大メジャーを目指すことになる。

同作ではちばは原案としてクレジットされており、シナリオを信田朋嗣、作画を政岡としやが担当。連載にあたり、ちばは「46歳の向太陽はどういうゴルフをするんだろうね。きっと性格は変わらないと思う。子供のときの気持ちを残したまま、ゴルフ道をどう進んでいくのか、私は読者のひとりとして楽しみにしています」とコメントを寄せた。「新あした天気になあれ」はALBAの5月24日発売号でスタートする。

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ちばてつやコメント

てっきりあの話の続きを描くのかなって思っていました。『あした天気になあれ』は主人公の向太陽がセント・アンドリュースで優勝したところで話が終わっています。まだマスターズや全米オープンが残っていましたからね。だから太陽が中年になってからの話だとは思いませんでした。46歳の向太陽はどういうゴルフをするんだろうね。きっと性格は変わらないと思う。子供のときの気持ちを残したまま、ゴルフ道をどう進んでいくのか、私は読者のひとりとして楽しみにしています。向太陽とその仲間たちをよろしくお願いいたします。

信田朋嗣コメント

子供の頃に「あした天気になあれ」を興奮して読んでいました。向太陽に憧れて、稲が刈られたところにボールを置いて、「チャーシューメーン」って打っていましたから。まさか自分が続編に関われるとは思っていませんでした。ゴルフ業界にいたこともあって、私の人生は「チャーシューメーン」で決まったと言ってもいいくらいです。もう死に物狂いでやるしかない。読者のみなさんに楽しんでいただけるようにがんばりたい。

政岡としやコメント

私は昔、ちば先生のアシスタントをしていたんです。「あしたのジョー」も少し手伝ったことがありますとにかく師匠の名作をもう一度、私ができることがものすごくうれしいです。しかし同時にプレッシャーはすさまじい。先日「自由にやってくれ」と、ちば先生から電話をいただいた。「前の作品より面白くしてくれればいいんだよ」って、それが怖い(笑)。私にとって最後の作品だと思って魂を込めたいと思います。

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ティグレ @Masked_Tigre

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