整形エッセイ「自分の顔が大キライ」他人の意見より自分の気持ちに従う勇気の話

長谷川ケイの単行本「自分の顔が大キライ」がイースト・プレスより刊行された。

「自分の顔が大キライ」は、整形手術の体験を題材にしたエッセイ作品。両親からかわいいと褒められて育ったため気が付かずに生きてきたが、中2のときに作者は自分がブスなのだと自覚する。「親に悪いとは思わないの？」「なんで整形なんかするの？」と周囲は整形を止めようとするが、人がどう思うかではなく「自分の顔を自分で受け入れられない」という思いが彼女を突き動かしていく。術前に抱えていたコンプレックス、整形をしてからの生き方に対する戸惑いなど、体験者ならではの葛藤がドラマを紡ぐ。