“魔法使いの嫁ハウス”で楽しい家庭づくりを！種崎敦美＆竹内良太が呼びかけ

ヤマザキコレ原作によるアニメ「魔法使いの嫁 星待つひと：後篇」の舞台挨拶が、本日8月26日に東京・新宿ピカデリーにて実施され、羽鳥チセ役の種崎敦美、エリアス役の竹内良太が登壇した。

公開から2週目を迎えた同作。上映後の客席に向かって、種崎は「『今、どんな気持ち？ ねえ、どんな気持ち？』という気持ちなんですけども（笑）、中篇がだいぶ気になる終わり方だったので、前篇から中篇のときよりも『お待たせいたしました……！』という思いが強いです」とコメントする。公開1週目も舞台挨拶に登壇した竹内は「やっとチセに会えた」と微笑みながら、「（特別上映された）テレビアニメの第1話を観ていただいたと思うんですが、すごく気になるところで終わってますよね。僕自身も楽しみですし、皆さんの期待値も膨らんだんじゃないかと思います」と語りかけた。

10月から始まるテレビアニメについて話題が広がると、竹内は「（キャラクターが）デフォルメされるコミカルなシーンがお気に入りであり、見どころの1つ」と述懐。種崎が「『まほよめ』はあの間とかテンションから、突然ポンって（コミカルなシーンが）入るからより面白いですよね」と続けると、竹内は「演じているときの塩梅が難しい。エリアスが『ははは』って笑うシーンは本気で笑ったほうがいいのか、エリアスとしては形だけで笑ったほうがいいのか、いろいろ考えた」と明かす。先日劇場で同シーンを観たという種崎は、「エリアスが『ははは』って言うだけで笑いが起こるのはズルいなって思いました」と突っ込み、竹内は「本当ですか、ははは」と笑ってみせた。

また種崎はテレビアニメについて「原作の時点ですごく細かくて繊細なんですが、アニメで色や音楽がついて動いて、さらに深みが増していて、『本当に30分アニメ!?』って思うくらい重厚感がある」と力説し、「2話も3話もその先も、原作を大事にしたまま作られているのでご期待ください」とファンへ語った。

最後に竹内は「アニメプロジェクトは2年前から始まっているんですが、やっとテレビアニメ化ということで僕もすごくうれしい」と心境を語りながら「『魔法使いの嫁』への愛を存分に語り合える同人ラジオもありますので、ぜひお便りもいただければ」とアピールした。

続く種崎は「ドラマCDから始まり、『星待つひと』の前・中・後篇があり、やっとテレビでたくさんの方に『魔法使いの嫁』を観ていただけることが本当にうれしい」と振り返る。そして「我々はキャストでありながら『魔法使いの嫁』のいちファンでもあって、私たちから観ても最高のアニメが出来上がっています」と太鼓判を押した。また「こういう舞台挨拶やイベントに来ていただける方、同人ラジオを聴いていただける方に、家に帰ってくるような気持ちになってもらえたらうれしい。“魔法使いの嫁ハウス”みたいな感じになっていったらいいなって思います。これからも楽しい家庭を作って行きましょう！」と呼びかけると、竹内も「いいですね！ 作っていきましょう」と意気込んだ。

「魔法使いの嫁 星待つひと：後篇」は全国の劇場で上映中。テレビアニメ「魔法使いの嫁」は、10月より2クールにてオンエアされる。

※種崎敦美の崎は立つ崎（たつさき）が正式表記。