西尾維新原作によるテレビアニメ「十二大戦」のステージイベントが、本日3月26日に東京ビッグサイトにて行われた「AnimeJapan 2017」にて実施され、憂城役の
原作小説の装画を
西尾と中村のタッグによる読み切り「どうしても叶えたいたったひとつの願いと割とそうでもない99の願い」の前日譚でもある「十二大戦」。浅田編集長は西尾が「十二大戦」を執筆するにあたり、「『どうしても叶えたいたったひとつの願いと割とそうでもない99の願い』にうまくつながるようにすること」「最後の1人だけが生き残るのでキャラが戦って死んでいくこと」「きちんとバトルロイヤルを描くこと」の3つを心に置いていたと説明する。司会者からアニメ化のきっかけを問われた松村プロデューサーは、「この作品をCGで描いてみたかったんです。CGの技術といえばグラフィニカさんなので、プロデューサーに提案させていただいて」と経緯を明かす。これを受け浅田編集長は「3DCGに特化している会社さんということで、グラフィニカさんの名前が挙がったのですが、この作品はキャラクターの掘り下げや、絵での演技もたくさん必要なので、『CGでそのあたり大丈夫ですか』と松村プロデューサーにお聞きしたんです。でもグラフィニカさんに見学に行ったら、不安は全部吹き飛びました」と自信を覗かせた。
オーディションで憂城以外の役も受けたという岡本は、1番目を引いたキャラクターが憂城だったと振り返り、「憂城のキャッチフレーズは『異常に殺す』なんですが、それはお芝居で言うと『なんでもやっていい』ってことなんじゃないかと思って。子供の頃から『どうやったら人に嫌われないか』っていうのを考えていた部分があるので、それを忘れていいんだって思うと、喜々としてやれるなと感じています」と思いを語る。松村プロデューサーは憂城を岡本が演じることは全会一致で決まったと明かし、「スタジオオーディションではなかったので、実際に岡本さんの表情が半笑いだったかはわからないんですが、演技がずっと半笑いで演じているようでした」とコメントすると、岡本は「オーディションで役を演じられる喜びと、やりたいなという思いが入り混じってしまいました」と回想した。
アニメ「十二大戦」は監督を「未来日記」などで知られる細田直人が担当。このほかアニメのティザーPVも本日公開された。
アニメ「十二大戦」
スタッフ
原作:「十二大戦」
小説:西尾維新
イラストレーション:
監督:細田直人
シリーズ構成:村井さだゆき
キャラクターデザイン:嘉手苅睦
音楽:椎名豪
音楽制作:エイベックス・ピクチャーズ
アニメーション制作:グラフィニカ
キャスト
憂城:
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