ゲネプロと合わせて行われた囲み取材には、夜ト役の
植田は「舞台『ノラガミ』の魅力はオリジナルストーリーだと思っています」と胸を張る。「僕らが大事にしてきたお芝居の部分がしっかり生かされて、映像や立ち回りと合致して素敵なエンターテイメントになっている。劇場に来ていただければわかると思います」と来場を呼びかけた。また長谷川は「稽古場に来たときから、みんな役が出来上がった状態でした。今回のこの稽古で、役に対して深みが出てきています。パワーアップしたノラステをお届けできる」と自信を見せた。「同じ作品を続けてやらせていただけるときは、進化し続けないと意味がない」と力強く答えたのは、毘沙門のセクシーな衣装に身を包んだ安藤。「最後まで全員で駆け抜けて、全うできたらと思います」と意気込んだ。
続けて和田と糸原は今作のタイトル「神と絆」というワードを口にする。和田は「さまざまな箇所で絆が深まるシーンが、それを感じられるシーンが盛り込まれています。友達だったり家族だったり、周りの方との絆と重ね合わせて見ていただけたらいいな」、糸原は「去年以上にキャストの絆がすごく深まっていて。そのうえで演じる『ノラガミ』は違うと思います。そこを楽しんでいただけたら」とそれぞれタイトルになぞらえて答えた。さらに友常も「キャストもそうなんですが、スタッフや演出の各セクションがより一層大きくなって、強いものができたと思います。皆様にいいものを届けていけるように、もう一度一丸となって千秋楽まで突っ走っていきたい」と熱意を込めた。
今作の稽古での印象的なエピソードを聞かれた鈴木は、オリジナルキャラクターの敢御(いさご)を演じた
また鈴木は「演じているキャラクターをどのように意識しながら体に染み込ませていっているのか」という問いに対し、「人それぞれだと思うのですが、僕は寄り添う形が理想的だと思っていて。自分が演じるキャラクターの、一番の理解者になってあげようというのが僕の考えです」と思いを明かす。そして今作の見どころについては、「前回衝突し合っていた雪音との関係性が、確実に一歩進んでる気がしてまして。そこが我々にとっての絆の話」と回答。植田も「1作目で乗り越えた後の話なので、表面上、言葉やセリフに出して絆の部分を見せることは少ないかもしれないです。でも口にしなくても、目のやり取りだとか、下手すれば僕らにしかわからないようなやり取りをかなり大事にしている。2人のシーンにより濃く出ているので、注目していただけたら」とアピールした。
最後に座長として鈴木が挨拶。「我々が1年かけて続ける権利を得た『ノラガミ』。前作を観ていただいた方には、また新たにオリジナルの『ノラガミ』という作品を楽しんでいただきたいです。初めて観る方には衝撃的だと思います。劇場いっぱいに広がる『ノラガミ』の世界観は、劇場でしか味わえないものですので、この生の迫力をお届けするために我々千秋楽まで突っ走っていきます。ご観劇お待ちしております」と結んだ。
舞台「ノラガミ-神と絆-」はマイナーで貧乏な神・夜ト、夜トに拾われて彼の”神器”になった少年・雪音、魂が抜けやすい体質になってしまった少女・ひよりらと、「争いごとを願う人の思い」から生まれた神・敢御の戦いを描く物語。本日より2月26日まで全15公演が上演され、千秋楽にはライブビューイング上映も決定した。さらに6月16日には本作のBlu-ray / DVDが発売される。初回生産限定版にはキャストのバックヤード映像などの特典や、ブックレットが同梱。また予約先着特典として全7種のブロマイドセット、予約抽選特典としてキャストの直筆サイン入りブロマイドも用意される。詳細は公式サイトにて確認を。
舞台「ノラガミ-神と絆-」
日程:2017年2月16日(木)~26日(日)
会場:AiiA 2.5 Theater Tokyo
スタッフ
原作:
演出・脚本:伊勢直弘
キャスト
夜ト:
雪音:
壱岐ひより:長谷川かすみ
毘沙門:安藤彩華
兆麻:
小福:糸原美波
大黒:
天神:
真喩:吉田怜菜
敢御:
颯丸:
禄丸:NAO-G
瑞丸:丸目聖人
アンサンブル:守時悟、石原聖士、加賀功平、小山蓮司、原田将司、春山翔、宮迫誠、横井翔二郎
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