制作発表には主演のディミトリ・レヴァンドフスキ役の
石黒は「観に来てくれたお客さまに強烈な印象を与えて、後悔させない舞台にしていきたい」と述べながら「1人でも多くの方に劇場に足を運んでもらえるようにチーム一丸となって、最高の舞台にしていきたいと思います」と意気込みを語った。また入来は「ヒロイン役の立場では、主役の方やほかの男性陣のキャストをよりカッコよく見せられるかを気にしながら演じていく」と明かし、台本について「キャラクターもはっきりしていて、とても面白く、私の好きな世界観なので今からとても楽しみです」と触れ、公演への期待を寄せた。
自身の作品が舞台化されるのはこれが初めてと語る水城は、「皆さんにお会いして、おひとりおひとりが真剣にキャラクターの気持ち、人間性、背負っているものなどを感じ取ってくださっている」とキャストに対する印象を述懐。「(マンガでは)描かれていない部分を、おひとりおひとりが愛情をもって感じ取ってくださると思うので、どういう形で舞台作品になるのか、演出やスタッフの皆さんの力でどういう作品になるのか、私は完全に観客の1人としてできあがりを楽しみにしています」とコメントした。
会見ではディミトリとアリス、ディミトリとアニエスカのビジュアルもお披露目。水城は「石黒さんも入来さんも鼻筋が通った端正な顔立ちなので、このビジュアルを見ても十分に外国人の役を演じられているなと思い、とても安心しました」と満足した様子を見せ、2人に「自信を持って演じてほしいです」とエールを送った。なお本日の制作発表では2パターンのキービジュアルが解禁されたが、来週以降、舞台「黒薔薇アリス」の公式サイトでは毎週火曜日に各キャラクターのビジュアルが公開されていく。
「黒薔薇アリス」は人間の死体に寄生し、養分を吸って生きる“吸血樹(ヴァンパイア)”の繁殖を題材として、愛や死生観を描くファンタジー。月刊プリンセス(秋田書店)にて連載され、単行本の新装版が小学館から6巻まで発売中だ。舞台は5月12日から21日まで、東京・Zeppブルーシアター六本木にて上演される。
舞台「黒薔薇アリス」
期間:2017年5月12日(金)~21日(日)
会場:Zeppブルーシアター六本木
スタッフ
原作:
演出:
脚本:
音楽:三枝伸太郎
キャスト
ディミトリ・レヴァンドフスキ:
アリス/アニエスカ:
レオ:
櫂:
玲二:
生島光哉:
鳴沢瞳子:
菊川梓:蜂谷晏海
あかね:藤原亜紀乃
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- 舞台「黒薔薇アリス」公式サイト
- 「黒薔薇アリス(新装版)(1)」試し読み
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