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映画「無限の住人」福士蒼汰が自身初の悪役を語る、戸田恵梨香は木村拓哉に感謝

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戸田恵梨香演じる乙橘槇絵。

戸田恵梨香演じる乙橘槇絵。

沙村広明原作による実写映画「無限の住人」の撮影が、京都・太秦近郊にて行われた。コミックナタリーではその模様をお届けする。

撮影現場には、不死身の剣士・万次役の木村拓哉と万次に用心棒を依頼する少女・凜役の杉咲花のほか、剣客集団・逸刀流を率いる天津影久役の福士蒼汰、女剣士・乙橘槇絵役の戸田恵梨香の姿が。物語のクライマックスである万次と天津の決闘シーンでは、入念なリハーサルが行われ、木村が福士をリードする形で細かい動きやタイミングを1つひとつ確認していく。万次と天津のにらみ合いが続くかと思えば、激しく刃を交える動きに変わり、2人の振り回す武器が風を切る音が聞こえていた。

撮影後の取材では、福士が自身の演じるキャラクターへの思いを「作品としては悪役ですが、自分自身は悪だと思っていない。なので善だと思って演じました」と明かした。また「逸刀流統主としての意思を貫いているので、僕から見れば天津が主人公。ただ演じているときは自分の芯を貫こうとやっていますが、作品の中ではやっぱり悪。皆さんにどう見られるか、僕自身も楽しみです」とも。撮影中に三池から「もっと暴力的に、そして美しく!」とかけられた言葉については、「撮影中に意識しなくても自然と美しくいられるように、クランクインする前から所作の指導を受けていました。その中で先生から及第点をいただくことができたので、現場では暴力的な部分の天津を大きく出そうと思いながら演じていました」と打ち明けた。

元遊女でありながら“最強の女剣士”である槇絵を演じる戸田は、原作ファンの間でも人気の高いキャラクターを演じることについて「逸刀流の中で一番強くあるけれど、それは同時に彼女がずっと抱えていた哀しみや苦しみ。誰よりもか弱い彼女のはかなさを体現できればと思っています」とコメント。そして演じるにあたっての思いを「原作で“舞い”と表現されていたので、いかに舞うかを大切にしています」と伝える。

また木村に「今時こんなに真面目なやつはいない」と言わしめた福士は「最初はすごく緊張しました」と明かしながらも、「(木村が)現場にいる姿を見ていると、こちらも気が引き締まる。役者としても1人の男としても学ぶところが多くあります」と口にする。一方の戸田は、2005年放送のテレビドラマ「エンジン」以来の木村との共演。「恥ずかしさもあった」と照れるが、「アクションに関して無知な私にコツややり方を丁寧に教えてくださって、本当に助けられながら今日まで来ることができました。アクションに対して恐怖感を持っていたのですが、木村さんがいてくださることによって忘れられました」と感謝を述べた。

映画「無限の住人」は不死身の用心棒・万次と少女・凜の仇討ちを描くアクションエンタテインメント。4月29日より全国ロードショー。

映画「無限の住人」

2017年4月29日(土・祝)全国ロードショー

スタッフ

原作:沙村広明無限の住人」(講談社「アフタヌーン」所載)
監督:三池崇史
脚本:大石哲也
音楽:遠藤浩二
配給:ワーナー・ブラザース映画

キャスト

木村拓哉杉咲花福士蒼汰、市原隼人、戸田恵梨香、北村一輝、栗山千明 満島真之介、金子賢、山本陽子、市川海老蔵、田中泯、山崎努

(c)沙村広明/講談社 (c)2017映画「無限の住人」製作委員会

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