「この世界の片隅に」を徹底解説した1冊、こうの史代直筆による一問一答も

こうの史代原作による劇場アニメ「この世界の片隅に」の公式ガイドブックが、本日10月28日に双葉社より発売された。

同書では、クラウドファンディングで募った支援のもと制作された本アニメを徹底解説。ストーリーやキャラクター、当時の暮らしを伺うことができる劇中衣装や食事などが紹介されている。またこうのへの一問一答も収録。すずの魅力や、映画化が決定したときの感想が、こうのの直筆により語られている。

そのほかすず役を務めたのんや、監督の片渕須直ら関係者へのインタビューも。設定画や原画、背景画などの資料も収録された。

「この世界の片隅に」は戦時中の広島県呉市で、18歳にして嫁ぎ先の一家を支える主婦となったすずを軸に描く物語。クラウドファンディングサイト「Makuake」で3374人のユーザーから計3622万4000円の支援が集まり、製作が決定した。主人公・すずの声を演じるのは、のん。映画は11月12日よりテアトル新宿、ユーロスペースほかにて全国公開される。

※記事初出時、書影画像に誤りがありました。お詫びして訂正いたします。