イベントには両津勘吉役の
囲み取材では「(舞台版は)もうないかな、でもそろそろやりたいなと思っていたところだったので、このたび上演の機会をいただけてうれしいです。近年は2.5次元舞台が当たり前のようになってきていますが、『こち亀』はその元祖みたいなつもりで、負けないようにがんばります!」と抱負を述べたラサール。短冊に「両津の声がうまくなりますように」と書いていたことに対して問われると、「アニメをやってないんで、声帯がちょっと戻ってきちゃったんですね。俺が作った声なのに、時々似てないって言われて(笑)。これから2カ月、毎日単行本や昔の台本を読んで、両津の声を作っていこうと思っております」と意気込んだ。
また週刊少年ジャンプ(集英社)の大ファンで、毎週購読しているという生駒は「こうして取材を受けていることも、暑いから夢なんじゃないかと思うんですけれど(笑)。自分の力はまだまだこれから伸ばしていかなければいけないので、一生懸命『こち亀』に花を添えられるようにしたいです」と真摯に語る。ラサールが「生駒ちゃんよろしくね!」と両津の声で呼びかけると、生駒は「もう、こういうの……、ありがとうございます!」と喜びの面持ちで返した。
本作が初舞台のユージは、自らが演じる中川について「彼の生活は僕のリアルライフに近いですね。まず身長がまったく一緒。あとは帰国子女というところも同じ。違うところといえば、車の所有台数くらいですかね(笑)」とコメント。またアニメ版を視聴していたという原は、「原作ファンの方に麗子として受け入れてもらえるか不安はありますが、原作の良さを壊さないようにしつつ、私なりの麗子を演じられればと思います」と抱負を述べた。
1999年に上演された舞台の台本をもとに、物語が展開される本作。ラサールは新作ならではの要素について、「SATをもじったイケメン部隊・SOTが出るところかな」と語る。SOTについては「マンガには登場しないオリジナルキャラクターなんですが、マンガとリンクしている部分もあり、ファンの方が観れば『おー、そうなっているのか』と思っていただけるようになってます」と期待を煽った。このほか亀有の地下アイドルが登場することや、サンバを踊るシーンが盛り込まれることも明らかに。最後にラサールは劇中にサンバのシーンが用意されていると語り、「男子全員の海パンダンスがあります。10年前より露出度を高めます!」とアピールした。
「舞台版 こちら葛飾区亀有公園前派出所」は、9月9日から19日まで東京・AiiA 2.5 Theater Tokyo、9月23日から25日まで大阪・サンケイホールブリーゼで上演。チケットの一般販売は7月24日にスタートする。
連載40周年特別企画「舞台版 こちら葛飾区亀有公園前派出所」
東京公演
日程:2016年9月9日(金)~19日(月・祝)
会場:AiiA 2.5 Theater Tokyo
大阪公演
日程:2016年9月23日(金)~25日(日)
会場:サンケイホールブリーゼ
両津勘吉:
中川圭一:ユージ
秋本・カトリーヌ・麗子:
向島三四郎:
麻里愛:
大原大次郎:
海パン刑事:
ビッグママ:
ピンチ:新良エツ子
パンチ:武者真由
神様、魚屋、ほか:河本章宏
RYO:青柳塁斗
Wake:味方良介
MAKOTO:章平
HIROSHI:北園涼
SATOSHI:福澤侑
婦人警官、ほか:香月彩里
婦人警官、ほか:谷須美子
婦人警官、ほか:
奥山老人:坂本あきら
サキ:
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