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愛と正義のセーラームーン展、明日開幕!麻布十番を背に戦士と記念撮影

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「美少女戦士セーラームーン展」のエントランスは、ムーンキャッスルをイメージ。

「美少女戦士セーラームーン展」のエントランスは、ムーンキャッスルをイメージ。

武内直子「美少女戦士セーラームーン」の初展覧会「美少女戦士セーラームーン展」が、明日4月16日から六本木ヒルズ展望台東京シティビュー内スカイギャラリーにて開催される。本日4月15日には内覧会が行われた。コミックナタリーでは展覧会の内容を詳細レポート。ネタバレを見たくない方はご注意いただきたい。

エントランスはムーンキャッスルをイメージした空間。展望台の窓にはセーラー戦士の全身イラストがずらりと並ぶ。窓からは「美少女戦士セーラームーン」の舞台でもある麻布十番の街並みや東京タワーが見えるので、作品世界に入り込んだ気分になれること請け合い。セーラームーンが「月に代わっておしおきよ!」とポーズを決めた等身大パネルも設置されているので、東京タワーをバックに記念撮影を楽しんでみては。

また高さ11メートルを超える吹き抜けの大空間には、武内直子が本展のために描き下ろした原画を引き伸ばした、巨大タペストリーが飾られている。中央に位置する「イメージの泉」には、セーラー5戦士のパネルと、アニメやゲーム、フィギュアなどさまざまなグッズがずらり。日没後には、「ムーンライト伝説」の音楽に合わせた約30秒の音と光のライトショーが10分ごとに1回、毎日実施される。

そしていよいよ展示エリアへ。6つに分けられたエリアの1つ目は、「セーラームーンクロニクル~愛と戦いの系譜」。ここでは「セーラームーン」のストーリーの流れを初めてまとめた公式年表が並ぶ。前世での月の王国シルバー・ミレニアムでの出来事から現代でのセーラー戦士の覚醒、ダーク・キングダム編、ブラック・ムーン編、デス・バスターズ編、デッド・ムーン編、セーラースターズ編、そして未来と、壮大なストーリーを振り返りながら、名シーンのイラストも楽しめる年表だ。資料としても価値あるこの年表を見るだけでも、ストーリーが鮮明に蘇ることだろう。

エリア2つ目は、原作の印象的なシーンを約2分間にまとめた映像を上映する「セーラームーンミニムービー」。月野うさぎがセーラームーンとして目覚めるシーンから、次々と襲いかかってくる敵との戦いのシーンまで、作品の魅力が凝縮された映像だ。続くエリア3つ目の「セーラームーン伝説のはじまり」では、「美少女戦士セーラームーン」第1話をカラー化して初公開。ファンなら誰しも記憶に焼き付いている第1話が、色彩豊かに蘇る。そのほか連載当初から表紙を飾ったなかよし1992年2月号や、「レインボーシール」「メイクアップゴーグル」をはじめ、下敷きやレターセットなどの付録、「うさぎちゃんステーショナリーセット」「スモールレディセット」など、応募者全員サービスとして制作された懐かしのアイテムが勢揃い。

エリア4つ目となる「セーラームーン エスカレーション~社会現象となったセーラームーン」では、500点以上のグッズや設定資料を展示。当時発売された変身グッズやフィギュア、玩具やゲーム機など、幅広いジャンルに人気が広がったセーラームーンに関する資料が並び、まさに博物館とも言えるようなコーナーだ。中には今では入手困難なグッズも。また90年代のアニメ5シリーズで実際に使用されたセル画の名場面集、セーラー戦士やタキシード仮面など主要キャラクターの設定資料、絵コンテや第1話台本の複製など、アニメ関連の展示も。変身シーンと必殺技シーンを集めた約24分のダイジェスト映像や、全オープニングとエンディングを集めた約20分の映像も上映されている。

その先へと進むと、本展のために制作されたネオ・クイーン・セレニティのドレスと、キング・エンディミオンのタキシードの展示が。ドレスの素材には上質なシルクをふんだんに使用し、胸元の飾りにはスワロフスキークリスタル。タキシードには銀のモール糸でオートクチュールの刺繍を施すなど、こだわり抜いて作られた一点ものの衣装は、東京の景色を一望できる場所に展示されている。クリスタル・トーキョーをバックに2人の姿が浮かび上がる様は必見だ。

5つ目のエリア「美しきセーラームーン原画の世界」では、いよいよ武内直子の原画がお出まし。本展覧会のキービジュアルにも使用された、月に腰掛けるセーラームーンが出迎えてくれる。なかよし連載当時の美しいカラー原画群の中から、扉絵や表紙で使用されたものを中心に、選りすぐりの作品が並べられた。武内が描き下ろしたセーラームーンと、セーラー10戦士の原画もこちらに展示。FRaU2015年11月号(講談社)の表紙を飾った清川あさみとのコラボ作品も公開されている。なおカラー原画の作品保全のため、会期中、一部の展示替えを実施。第1期は4月16日から5月8日まで、第2期は5月9日から5月29日まで、第3期は5月30日から6月19日まで。

そして最後となるエリア「時を超えるセーラームーン」では「美少女戦士セーラームーン20周年プロジェクト」で展開された作品群を紹介。アニメ「美少女戦士セーラームーンCrystal」やミュージカルなどの資料を展示する。大人向けのアクセサリーやコスメなど、近年発売されたグッズも。展覧会ショップでは会場限定のオリジナルグッズも約50種類販売。特製イラストロールメモやマスキングテープなど日常使いできるアイテムから、「ガラスの香水瓶風きらきら醤油さし」「ムーンスティック~ROPPONGI EDITION~」などレアなアイテムまで目白押しだ。

同フロアにある「Museum Cafe & Restaurant THE SUN & THE MOON」のカフェエリア「THE SUN」では、オリジナルメニューやスイーツを販売する「CHIBIUSA Cafe」を展開。「タキシード仮面のニヒルなパスタ」「セーラームーンスペシャルバーガー」「3種のタリスマンカリー」などのフード、「ちびうさのプリン・ア・ラ・モード」「天空のミラクル・ロマンスパフェ」「ルナPボールのベリームース」などのスイーツ、「邪黒水晶カクテル」などのドリンクと、さまざまなメニューが用意されているので、展覧会後にひと息ついてみては。

また本日はオープニングセレモニーも開催。「セーラームーン」のファンである若槻千夏が、セーラームーンをイメージした髪型やファッションで登場した。ネイルもピンクをベースにコンパクトをイメージしたという。セーラームーン世代でもあり、当時はなかよし派だったという若槻。好きなセーラー戦士を聞かれると「小学生の頃は好きな色が黄色だったのでヴィーナスだったけど、大人になってからは一番感情移入できるセーラームーンです」と返答した。また「私みたいにドンズバな30代にも見てもらいたいし、世の中で今『セーラームーン』がすごく盛り上がっているので、これを機に10代20代の方にも来てもらいたいですね」と展覧会をアピールした。「美少女戦士セーラームーン展」は6月19日まで実施。

「美少女戦士セーラームーン展」

会期:2016年4月16日(土)~6月19日(日)
時間:10:00~22:00(最終入館は21:30)
会場:六本木ヒルズ展望台 東京シティビュー内 スカイギャラリー
住所:東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー52階
会期中無休

展示替えスケジュール

第1期:2016年4月16日(土)~5月8日(日)
第2期:2016年5月9日(月)~5月29日(日)
第3期:2016年5月30日(月)~6月19日(日)

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