フォトセッションではチャクロ役の
続いて前島が「今とても盛り上がっている2.5次元の舞台に出演させていただくことがうれしくて、始まる前からワクワクしています。原作を読ませていただいて稽古していく中で、ホントに『クジ砂』が心から大好きになりました。好きだからこそもっとたくさんの方に『クジ砂』のよさを知っていただきたいと思って、毎日稽古をがんばってきました」と作品への愛を語る。
公演の座長を務める赤澤は、本日の天気が雨模様だったことに対して「僕、すごい雨男なんですよ。ここ最近、出る舞台の初日はほとんど雨なんです。でもこの作品の『泥クジラ』という船で暮らす人たちの中では、雨は生活水として凄く貴重な恵みの雨なんですね。だからこの公演にとっても恵みの雨になればいいなと思ってます」と、自身の雨男ぶりと作中の設定を絡めて笑わせたのち、「この舞台は何がいいって、もちろん作品もいいんですけど、人がいいんですよ。ここに集まってる人(フォトセッションに登場した9人)も裏にスタンバイしてる人も、アンサンブルと言われる方も、1人ひとりが自立して同じ方向を向いて、ひとつの作品を作っていくっていうスタイルがすごく素敵で。素敵な人が集まった素敵な空間です」とリーダーらしいコメント。最後には「なので、ひとりでも多くの方に見ていただきたいのはもちろん、広がって広がって、原作ももっと知名度が上がっていけばいいなと思うので、この作品を通して届けて、広げていければなと思っております」とまとめた。
「クジラの子らは砂上に歌う」は砂に覆われた世界で、砂上に浮かぶ巨大な漂泊船・泥クジラに暮らす少年少女を描いたファンタジー。主人公のチャクロたちが、ある島で感情のない少女・リコスに出会うことから物語は動き出す。舞台では、巨大な砂漠や泥クジラが登場する壮大なスケールの世界観や、「サイミア」と呼ばれる超能力を使った戦闘が、2.5次元ならではの演出で再現されているのが大きな見どころとなっている。
舞台「クジラの子らは砂上に歌う」
期間:2016年4月14日(木)~19日(火)
会場:AiiA 2.5 Theater Tokyo
原作:
脚本・演出:松崎史也
料金:全席指定7600円
キャスト
チャクロ:
リコス:前島亜美(
オウニ:
スオウ:
リョダリ:
オルカ:
サミ:
ネリ:
団長:
関連記事
梅田阿比のほかの記事
関連商品
リンク
- 舞台「クジラの子らは砂上に歌う」
- クジラの子らは砂上に歌う 第1巻 | 秋田書店
※記事公開から5年以上経過しているため、セキュリティ考慮の上、リンクをオフにしています。
如月 真緒@人間ってそんなものね @kisaragima0
舞台「クジ砂」開幕!“座長”赤澤燈「全員が同じ方向を向いて作った作品」 - コミックナタリー https://t.co/I1CNxhzG6m