アニメ「シドニアの騎士 第九惑星戦役」と映画「
「シドニアの騎士 第九惑星戦役」の10話から最終12話と「攻殻機動隊 新劇場版」の上映終了後、ステージには「シドニアの騎士」の
まず「攻殻機動隊 新劇場版」の感想を問われると瀬下は「僕は(士郎正宗による)『攻殻機動隊』の初版が発売されたときに買った筋金入りのファン。原作オリジナルの世界観を、きれいにまとめて『攻殻機動隊 新劇場版』に繋げてくれたなという印象で、原作ファンにとっては喜びがあります」と絶賛すると、弐瓶も「雰囲気がすごく原作に近くて楽しめました。特に花見のシーンがよかった」と、原作ファンにとってもうれしい仕上がりとなったことを語る。
冲方は「シドニアの騎士 第九惑星戦役」について「弐瓶先生の世界って、色彩を入れるだけで印象が変わる。アニメのシドニアは色彩の入れ方が、イメージにぴったり。(劇中に登場する)つむぎの色彩が、グロになる直前の食虫植物みたいで、気持ち悪さとかわいさの合体がすごい。史上最大級のヒロイン!」と熱くアピール。これを受け瀬下は「ちっちゃいつむぎは、放送局さんから『放送しづらい』って言われて(笑)。でも動いたら驚くほどかわいいですから!って言ったら信じてくれて、放送できました」と、デザインが独特なつむぎに関するエピソードを明かした。
そしてそれぞれの創作にまつわる話題に。弐瓶は「僕が創作で目指しているのは、現実では絶対にありえないような状況や世界観を描いて、そこに人間を置くこと。『攻殻』は近未来ですが『シドニア』は遠未来、1000年後なんです」とコメント。黄瀬は「(『攻殻』は現代と)近づきすぎちゃいましたよね」と語り、「僕は地に足のついたものを作ってきた。ぶっ飛んだものではなく、少し不思議な、日常のくせに日常じゃないんだってほうが好きです」と自分の好みを分析した。
最後に冲方は「こういうコラボが実現するようになったなあ」と感慨深げに話し、「最近はボーダーがなくなってきて、いろんなアイディアや人材が交流をし始めている。SFは希望がある、人間性に訴えるものがあるジャンルなので、少しでも皆さんに届けばいいと思っております」とSFムーブメントに期待を寄せ、トークショーは幕を閉じた。
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冲方と弐瓶さんが握手しててんふふってなる