東京・品川インターシティホールにて開催されたりぼん(集英社)のイベント「りぼんフェスタ2015」において、
ともに学生時代からマンガ家として活躍している2人。デビューの経緯について問われた津山は「中学2年生のときに賞金目当てで応募しました。ほかの雑誌もチェックしていたんですが、取れそうな範囲で一番賞金が高いということでりぼんに決めて。あざとい中学生です(笑)」と説明する。すると司会を務めるりぼんの冨重実也編集長から「コピー用紙にマンガを描いて賞を取った人は、りぼんの長い歴史の中でも前代未聞ですよ」との突っ込みが。これを受け津山は「(当時)原稿用紙というのを理解していなくて。(応募要項に)ケント紙と書いてあったから、スーパーの文房具売場で買ったんですけど、薄さが違うものだったみたいです」と弁明した。
一方で中学高校時代から、他の出版社でも担当がついていたという森。岡田あーみんの大ファンであったことから「パーティで会えるかもしれない」と考え、りぼん1本に絞って活動するもいまだその願いは叶っていないことを明かす。昨年末にりぼんで「2限目!」のタイトルを冠し、新連載としてスタートした「めだかの学校」については、「去年の夏ぐらいに突然編集部に呼び出されて決まりました」と、トントン拍子での決定であったことを告白した。
このほか学校に通いながらマンガを執筆していたことに対し、森は「部活もやっていて、通学時間も往復で2時間はかかっていたので、睡眠時間を削って描いていました」と回想。津山が「高校に入ったとき、マンガ家をやっていることを担任の先生だけに内緒で伝えたんですが、翌日には職員室にりぼんが置いてあって、噂になっていました」と語ると、森も「わかります。私も誰にも言っていなかったのに、卒業式後に『マンガ描いてるんでしょ?』とみんなに話しかけられました。バレていたんですね」と当時を懐かしんだ。
また本日のトークショーについて津山は「森先生が断ってくれると思って、森先生がいいなら出ますよと言ったんです。そうしたら編集さんから(森先生側は)津山さんが出るならと言っていると連絡があって」とコメント。これに対し森は「私は出たくないと延々と言ってたのに話が違う。りぼん恐ろしいです(笑)」と愚痴ってみせた。
「りぼんフェスタ2015」では
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