「海月姫」能年玲奈＆さかなクン、水族館で赤ちゃんクラゲにギョギョッと命名式

東村アキコ原作の映画「海月姫」で主演を務めた能年玲奈が、本日12月16日、東京・すみだ水族館にて行われたトークイベントに出演した。

能年が「海月姫」で演じた主人公の倉下月海は、生粋のクラゲオタクという役どころ。イベントにはNHK連続テレビ小説「あまちゃん」で能年と共演したさかなクンも駆けつけ、2人でクラゲの魅力を語り合った。

さかなクンが「映画の中で（月海が）一番好きなのはタコクラゲちゃんだったけど、能年さんはどのクラゲが一番好きなんですかあ？」と尋ねると、能年は「やっぱり撮影を共にしたから、クララ（劇中でタコクラゲに付けられた名前）がかわいくてしかたないです」と即答。また映画の中で印象に残ったシーンとして、撮影に時間がかかったという蔵之介とシュウシュウとの水族館でのシーンを挙げ、「長谷川（博己）さんにクラゲのポーズをしてもらいたいなって思って、自分からこうしてくださいって勝手に動きをつけてお願いしちゃいました」と、長谷川にリクエストした動きがアドリブだったことを明かす。

続いて劇中に登場する熱帯魚店が、さかなクンの行きつけの店だったという話題に。「ぎょたんだ、あっ、五反田にあるお店なんですけども、毎週通っていたので（映画に使われるとは）ギョギョギョギョギョびっくり！でした。能年さんが来ると聞いたので、応援にいきたいと思って、たいやきを届けにいきました！」とさかなクンが語ると、能年は「楽しくお話ししてたんですけど、クラゲが来たと聞いて、私と話してる途中にピューッていなくなってしまって」とクラゲに夢中なさかなクンの一面を暴露し、笑いを誘っていた。

さらに能年が一日飼育員として、生後3カ月の赤ちゃんクラゲに命名する一幕も。タコクラゲの水玉模様にちなんだ「水玉ポンちゃん」という名前を掲げ、「苗字をつけたほうがかわいいかなと思ったので」と名付けの動機を語った。そして白衣を身にまとい、スポイトでポンちゃんに給餌。「映画でもエサをやるシーンはあったんですが、自分ではできなかったのでうれしいです」と笑顔を見せた。

映画「海月姫」は12月27日に全国ロードショー。能年は「強烈なキャラがたくさん出てきて、楽しく、気持ちよく観れる映画です」とアピールした。