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「ABKAI」稽古、浴衣姿の中山優馬が海老蔵のオーダーにも対応

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「『ABKAI 2017』石川五右衛門 外伝」稽古の様子。左から山田純大、市川海老蔵。

「『ABKAI 2017』石川五右衛門 外伝」稽古の様子。左から山田純大、市川海老蔵。

6月9日から25日まで東京・Bunkamura シアターコクーンで上演される市川海老蔵の自主公演「『ABKAI 2017』石川五右衛門 外伝」の稽古の様子が公開された。

本作は、豊臣秀吉が天下統一を果たしてまもない頃、駿河湾沖で財宝を積んだポルトガルの船が、何者かに襲撃されるところから物語が始まる。石川五右衛門を演じるのは海老蔵。この外伝では、五右衛門の表向きの稼業が、一座を率いる座頭・白浪夜左衛門という設定になっている。稽古場では「形式的に段取りで動くのではなく、動きの意味、なぜそういう気持ちになるのかを考えて」と海老蔵が檄を飛ばす。一座の三上の百助を山田純大、足柄金蔵を前野朋哉が演じ、二人のコミカルな掛け合いシーンが始まると稽古場は笑い声に包まれた。

柳生十兵衛には、今回が歌舞伎に初挑戦となる中山優馬がキャスティング。浴衣姿で稽古に励む中山は、「このセリフの時はこちらを向いて」「足の出し方はこういう風に」と、海老蔵から出されるオーダーに瞬時に対応する。中山は五右衛門との立廻りや歌舞伎の見得にも挑戦する。さらにシアターコクーンでも、昨年2016年に福岡・博多座でお披露目された巨大ねぶたが登場するので楽しみにしておこう。一座の花形の小雀に中村壱太郎、くノ一お雪に大谷廣松、宣教師マリオに市川九團次、酒井忠次に片岡市蔵、柳生十兵衛の父・柳生宗矩に市川右團次が名を連ねている。

市川海老蔵コメント

いよいよABKAI公演まで後一週間ほどになりました。
いつも共演させていただいている歌舞伎俳優の方だけではなく、歌舞伎以外の役者さんにもご協力いただき楽しい五右衛門になっておりますので私も本番が待ち遠しいです。迫力あるねぶたも登場しますので、ぜひ皆様のご来場をお待ちしております。

市川海老蔵 第4回自主公演「『ABKAI 2017』石川五右衛門 外伝」

2017年6月9日(金)~25日(日)
東京都 Bunkamura シアターコクーン

作:樹林伸
脚本:松岡亮
演出・振付:藤間勘十郎
出演:市川海老蔵中村壱太郎大谷廣松、市川九團次、片岡市蔵、市川右團次 / 中山優馬前野朋哉山田純大 ほか

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