「弱虫ペダル」小越勇輝、ドラマから出演の木村&深澤に「僕も初挑戦の気持ち」

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8月よりオンエアされる実写ドラマ「弱虫ペダル」の制作発表会が、去る6月10日に都内某所にて開催。主人公・小野田坂道役の小越勇輝、今泉俊輔役の木村達成、鳴子章吉役の深澤大河が、劇中衣装の総北ジャージを身にまとい登場した。

(左から)鳴子章吉役の深澤大河、小野田坂道役の小越勇輝、今泉俊輔役の木村達成。

(左から)鳴子章吉役の深澤大河、小野田坂道役の小越勇輝、今泉俊輔役の木村達成。

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劇中で使用するロードレーサーを携えるキャスト陣。(左から)鳴子章吉役の深澤大河、小野田坂道役の小越勇輝、今泉俊輔役の木村達成。

劇中で使用するロードレーサーを携えるキャスト陣。(左から)鳴子章吉役の深澤大河、小野田坂道役の小越勇輝、今泉俊輔役の木村達成。[拡大]

キャスト20名のうち、舞台版に出演経験がある者が15名も名を連ねていることで大きな話題を呼んだ、ドラマ「弱虫ペダル」。2015年10月の「舞台『弱虫ペダル』IRREGULAR ~2つの頂上~」から2作連続で坂道役を演じ、ドラマ版にも続けての出演となる小越は「まさかドラマ化するとは思ってなかったですし、驚きが大きくて。舞台から同じ作品で映像化でキャスティングされるってことはなかなかないと思うので、小野田坂道としてドラマにも出させてもらえるというのはすごくうれしかったです」と喜びを語る。

小越勇輝

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今泉役の木村、鳴子役の深澤はドラマ版からの出演。木村は「元々は舞台の方々が作り上げてきたものがあるので、プレッシャーはあります」と答えつつも、「やはりこの今泉俊輔、エリートでクールでお金持ちなので(笑)、そういうのも全面に出せていければ」と記者陣の笑いを誘った。関西弁キャラの鳴子を演じる深澤は、「アニメとか舞台が先にありますので、先に演じてらっしゃる方々と比べられてしまうことはあると思いますけど、比べられても自分自身の鳴子を演じられたら。先輩方の鳴子くんを勉強させてもらって、ドラマに生かしたい」と先人へのリスペクトを込めつつ、まっすぐに前を見据える。さらに「あと鳴子くんは自転車の楽しさを坂道くんに一番最初に教えた……かな……?」と小越を見るも、特に反応しない小越。このイジりに「あれ、違うかな……?」と自信なさげになりながらも、「まあ自転車の楽しさを伝える人物なので、そこをしっかりとやっていきたいですし、画面越しですけど見ていただける方に伝えられたらと思います」と話した。

木村達成

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プロデューサーが「このドラマが2.5次元を3次元に引き上げるようなきっかけになれば」と発言したことを受け、舞台俳優として出演することについての意気込みを問われると、小越は「2.5というものは素晴らしいですけど、それだけじゃない、さらに2.5の中にも可能性があったり、こんなにも魅力溢れる作品を作っていけるんだよ、っていうのを、広げて広げて大きくできたらうれしいなと思ってます」と思いを述べ、木村も「僕もそうですけど、若手の役者が2.5次元にいっぱい出てる中でこういう映像に出れるのは、僕らとしては認められた気分でいます」と重ねる。「今まで2.5次元が認められてなかったって言うとあれですけど……リピーターのお客さんだったりアニメが好きなお客さんが観に来て、『本当にそこの世界にいる』っていうことを共感してもらえる場所だったので、それがテレビに移ったことで、知らないお客さんも見てくれて広がると思いますし。どう僕らのポテンシャルを見せていけるかを期待されると思うので、自分に自信を持ってがんばっていきたいと思います」と、思いの丈を明かした。

また3人の中で唯一舞台版から引き続きキャスティングされた小越だが、木村と深澤へのアドバイスを求められると「いや、何もないです!」と慌てる。すかさずほかの2人が「お願いします!」と前のめりになるも、「舞台もやらせてもらいましたけど、全然勝手が違いますし、作り方も違うので。そういった意味では僕も初挑戦という気持ちです」と、スタートラインは同じであることをアピールする。

深澤大河

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舞台ではハンドルのみを持ち、パントマイムの要領で自転車を表現していたが、ドラマではもちろん本物のロードレーサーに乗って演技をすることになる。「みんなロードレーサーに乗るのは初めてだったので、すごく苦労しました」と語る小越に、深澤も「ママチャリに乗ろうと思ってロードレーサーに乗ろうとすると、全然違いますよね」と同意。木村は「靴と自転車がくっつくようになってるんですけど、最初はそこに手こずった」と回想し、「スピードも体重のかけ方もママチャリとは違いますし、20段もギアがあるのを、どこの場面でどう切り替えるかっていうのも、僕らが演じるうえで大切なポイントだと思いますし」と、ロードレーサーに乗りなおかつ演技をしなければいけないという難しさを語った。

かつてミュージカル「テニスの王子様」でも、チームメイトとして切磋琢磨した小越と木村。久々の共演について木村は「初めてじゃない分、彼が今までどういう演技をしてきたかは聞いていますし見てもいますし、元々知ってる仲っていうのは大きいと思います。だからこそ初めて会ったシーンから作るっていうことに、初対面感を持たせないといけないですが、ドラマではイチから作れるという強みがあるからね」と小越を見やる。対する小越は「驚きですね、まさかこんなところで……」と漏らして笑わせつつ、「そういった意味でも縁なんだろうなとも思いますし。最初は今泉と一緒に作っていくシーンが多いので、合間合間の時間でも結構(木村と)話したりしてるんですけど、これからもっといろんなことを深めていけたらなと思います」と思いを述べた。

渡辺航「弱虫ペダル」カット (c)渡辺航(週刊少年チャンピオン)

渡辺航「弱虫ペダル」カット (c)渡辺航(週刊少年チャンピオン)[拡大]

会見の翌日にクランクインを控えた3人は、最後に順に意気込みをコメント。木村は「その場に立ってみないとわからないこともいっぱいあるんで、気張った思いは一度捨てて、真っ白な状態になって迎えたい。そこからいろんな色に染めていければと思っています」、深澤は「こっちも楽しんでやらないと作品の伝えたいものが伝わりにくいと思うので、楽しみつつ熱く勝負をして、伝わるようにやっていきたいなと思います」、小越は「ドキドキワクワクしている裏でいろんな気持ちが混ざっているんですけど、自分を信じて周りを信じて、しっかりひとつの作品を作り上げていって、ドラマでしか見せられない部分、ドラマのよさをたくさん届けていければいいなと思っています」と語っていた。

ドラマ「弱虫ペダル」は8月よりBSスカパー!にて放送。ドラマの放送に先駆けて、7月29日には収録現場のレポートやキャストへのインタビューなどを含む事前特番も放送予定だ。

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BSスカパー!(BS241/プレミアムサービス585) オリジナル連続ドラマ「弱虫ペダル」

2016年8月~予定

原作:渡辺航(秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載中)
監督:棚澤孝義
脚本:吹原幸太 ほか

キャスト

小野田坂道:小越勇輝
今泉俊輔:木村達成
鳴子章吉:深澤大河
金城真護:郷本直也
田所迅:友常勇気
巻島裕介:馬場良馬
手嶋純太:鯨井康介
青八木一:八島諒
古賀公貴:輝馬
杉元照文:平井浩基
寒咲通司:安里勇哉
寒咲幹:桜井美南
福富寿一:滝川英治
荒北靖友:鈴木拡樹
東堂尽八:北村諒
新開隼人:宮崎秋人
泉田塔一郎:青木空夢
黒田雪成:秋元龍太朗
真波山岳:植田圭輔
御堂筋翔:村田充

BSスカパー!(BS241/プレミアムサービス585) オリジナル連続ドラマ「弱虫ペダル」事前特番(仮)

2016年7月29日(金)21:00~22:00

※7/26追記:記事初出時より、御堂筋翔役が村田充から林野健志に変更になりました。

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ぺっとかん @p10cn

ウーーン……………
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