本日の舞台となった日本製紙クリネックススタジアム宮城は、エース田中将大が所属する楽天ゴールデンイーグルスの本拠地。田中投手は大のももクロファンで、自身の登場テーマソングにももクロの楽曲を使用するほど。始球式への参加が決定した際、ももクロメンバーは「ぜひこのままどこまでも勝ち続けてください！ 私たちがマー君のホームで始球式に参加できることがうれしいです。ももクロが仙台に元気を届けに行きたいと思います」と意気込みを語っていた。
始球式の前にももクロと対面した田中投手は、「僕の背番号なんですけど……」とメンバー5人に背番号18が入った楽天のユニフォームをプレゼント。一方ももクロからは「今日マー君に着てほしくて」と、先月のライブ「ももいろクローバーZ ももクロ夏のバカ騒ぎ WORLD SUMMER DIVE 2013 8.4 日産スタジアム大会」で販売されたオリジナルグッズ「画伯のバカ騒ぎビブス」が田中投手へ贈られた。
ももクロはこれまで、楽天の対戦相手である西武ライオンズの本拠地・西武ドームにて、昨年夏に1回、今年の春に2回と合計3回のライブを行ってきた。さらに今年は恒例のクリスマスライブ「ももクリ」も西武ドームでの開催が決定している。しかしリーダー百田夏菜子は、事前に行われた囲み取材で「今日からは楽天ひとすじでいこうって決めたんですよ。まあ冬は西武さんにお世話になるんですけど……今日は全力で楽天を応援したいと思います」と寝返り宣言。また佐々木彩夏は「デビュー当時に一度『始球式に出るよ』って言われたことがあって。実際行ってみたら始球式じゃなかったことがあるんですよ。今日は本当に夢の始球式に出られるということで、すごいワクワクしています！」と喜びを語った。
試合開始直前、球場内におなじみのオープニングテーマ「overture」が流れると、背番号18を付けたももクロの5人がグラウンドに登場した。メンバーを代表しマウンドに登ったのはリーダー百田だ。百田投手がきれいなオーバースローで放ったボールは、見事ノーバウンドでキャッチャーミットへ。場内は大きな歓声に包まれた。
終了後の囲み取材では、田中投手も「いや、本当に素晴らしかったですね。ちゃんと相手に向かって投げれたのもすごいですし、1球しかないところで投げるわけですから、さすがリーダー」と百田投手の投げっぷりを高評価。彼女は祖父を練習相手に、何度もキャッチボールをしながら投球フォームを磨いたのだという。
最後はメンバー全員で「私たち、イーグルスアイドルの、週末ヒロインももいろクローバーZ！」と挨拶。百田投手は「私たちイーグルスアイドルなので、ずっとイーグルスひとすじで応援します。このままずっと100勝ぐらい勝ち進んでほしいなと思います」と田中投手に直接メッセージを伝えた。
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2013年の出来事かな🤗
ももクロ百田、初登板ナイスピッチングにマー君も太鼓判 https://t.co/cBcwUOVDe7