6月12日のZepp Sendai公演からスタートした今回のツアー。全国各地を回り、いよいよ彼らのホームともいうべきZepp Tokyoでの連続公演が幕を開けた。1カ月にわたってVAMPSが占拠する「VAMPS TOKYO」の会場内は、VAMPSロゴをあしらったさまざまな装飾が施され、入場したファンを驚かせていた。そしてフロアには開演前から超満員のファンの熱気が充満し、VAMPSの登場を待ち構える。定刻の6:66(19:06)に会場の照明が消えると、怒号のような大歓声がZepp Tokyoに響き渡った。
序盤からHYDE(Vo, G)は「Come on, Tokyo! 一緒に行こうぜ!」「1カ月くらいここらへん食い散らかすから。覚悟は大丈夫? 一緒にいけないことしようぜ!」と叫び、オーディエンスを煽りながら歌う。激しいロックチューンでは会場の空気をねじ伏せるような力強いボーカルを響かせ、美しいバラードでは一転し優雅で美しい歌声で観客を魅了。K.A.Z(G)もアグレッシブなパフォーマンスや卓越したテクニックで、さまざまな世界をステージ上に展開した。
MCではK.A.Zがこの日からの13公演について「いろいろ地方回ってきたんですけど、ここまで12本くらいやってきてて。今日からはそれ以上の本数のライブをここでやります。みんな体力つけてきたよね?(笑)」と、ファンに向けて確認する一幕も。そんな言葉に、オーディエンスは元気いっぱいの歓声と拍手で応えていた。
また、HYDEは久々のZepp Tokyoでのライブを受けて「久しぶりにお台場来たらいろいろ変わってたね。すごいデカいロボットいるし(笑)」と、周辺の変貌ぶりに驚いた様子を見せる。そして今後の「VAMPS TOKYO」、さらにラグーナ蒲郡での「VAMPS LIVE 2012 BEAST ON THE BEACH」や夏フェスに向け「もう夏やで。VAMPSは今年の夏は暴れ回る予定なんで、付き合ってもらうで! 一緒に暴れようぜ!」と、ファンの期待を煽った。
最後の曲が終わると、HYDEは「明日もまた遊んでやるから、首洗って待ってろ!」と叫び、ステージを去っていった。「VAMPS TOKYO」はこの後7月22日まで開催。7月24日から31日には同会場にて、秘蔵映像の上映会や各種展示が楽しめるアミューズメント企画「VAMPARK 2012」が行われる。
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音楽ナタリー @natalie_mu
VAMPS、Zepp Tokyoに帰還「今年の夏は暴れ回る!」 http://t.co/QZTCQvvA