絢香・TERU・TAKUROらがエイズ拡大防止を呼びかけ

11月30日、東京・SHIBUYA-AXでエイズの感染拡大防止を訴えるキャンペーンライブ「RED RIBBON LIVE 2007」が開催された。

現在、日本では1日あたり4人ずつHIV感染者が増えている。この現状を伝えるべく「RED RIBBON LIVE」が開催された。

現在、日本では1日あたり4人ずつHIV感染者が増えている。この現状を伝えるべく「RED RIBBON LIVE」が開催された。

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12月1日の世界エイズデーを前に行われたこのライブは、エイズの予防啓発と感染者への差別・偏見をなくす「レッドリボンキャンペーン」の一環となるイベント。キャンペーンの趣旨に賛同したアーティストが多数出演し、トークとライブを繰り広げた。この日のライブの模様は、全国FM局でも同時生中継が行われた。

抽選で招待された550人の観客を前に、まずはイベント総合プロデューサーの山本シュウが登場。現在の国内HIV感染者の現状を訴え、舛添要一厚生労働大臣や賛同アーティストからのメッセージが公開された。

ライブアクトのトップバッターとして登場したのは絢香。「三日月」「Why」といったヒットナンバーを披露し、28日にイベント参加アーティストらによってリリースされたチャリティソング「RED RIBBON Spiritual Song~生まれ来る子供たちのために~」が、オリコンデイリーチャートで1位を獲得したことをファンに報告した。「みんなが買ってくれて、それが愛の形として寄付されるのはすごいこと」「ライブで感じたことを持って帰って、家族や友達と改めて話してほしいです」と語りかけた。

絢香に続き、10代アーティストの代表として加藤ミリヤがステージへ。シングルでコラボを果たした若旦那(湘南乃風)がサプライズで登場するなどし、観客を大いに盛り上げた。

さらにGLAYからはTERUとTAKUROが出演。「BELOVED」「ずっと二人で…」と、GLAYの代表的ラブソングを歌い、会場に向けて愛の力を訴えかける。TERUは「人は1人では生きていけないから、一緒に歩いていきたいと思います」と話し、TAKUROも「ステージに立てることを真摯に受け止めたい。心を込めて演奏します」と、意気込みを語った。

イベントの最後には全出演者、そしてスタッフ全員がステージへ登場し、「RED RIBBON Spiritual Song~生まれ来る子供たちのために~」を演奏。心のこもったパフォーマンスで、観客やラジオの前のファンに彼らのメッセージを伝えていた。

公演情報

イベント「RED RIBBON LIVE 2007」

  • 2007年11月30日(金) 東京 SHIBUYA-AX

    <出演者>
    ・絢香
    ・稲本響
    押尾コータロー
    ・加藤ミリヤ
    ・若旦那(湘南乃風)
    Skoop On Somebody
    ・TERU・TAKURO(GLAY)
    ・田中ロウマ
    ・山田耕平 他

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CD

  • 「RED RIBBON Spiritual Song~生まれ来る子供たちのために~」

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