鬼才・荒川修作ドキュメンタリー映画で渋谷慶一郎音楽担当

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今年5月に急逝した美術家/建築家の荒川修作をテーマにしたドキュメンタリー映画「死なない子供、荒川修作」が、12月に渋谷シアター・イメージフォーラムで公開される。

映画「死なない子供、荒川修作」のワンシーン。

映画「死なない子供、荒川修作」のワンシーン。

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1960年代に芸術界に登場した荒川修作は、哲学、芸術、科学を総合し実践する「コーデノロジスト」としてニューヨークを拠点に活動。岐阜県のテーマパーク・養老天命反転地や、東京の集合住宅・三鷹天命反転住宅など、肉体の持つ感性を開放するためにアートや建築といった従来のカテゴリでは分類不能な作品を発表してきた。

この映画では、そこに住んだ人間は身体の潜在能力が引き出され死ななくなるという三鷹天命反転住宅と、これを作りだした荒川の「人間が永遠に生きられることを発見した」という衝撃的な生命論、そして住人たちの体に起こり始めた変化を記録。監督はジャンルを超えた特異な映像世界でベルリン映画祭ほか多数の映画祭に招待された経験を持つ山岡信貴が務め、ナレーションは浅野忠信が担当している。

音楽は荒川に大きな影響を受けたという渋谷慶一郎が、美しいピアノ曲やノイジーな電子音響を提供。ちなみに渋谷は今年、荒川急逝の前後に開催されてた彼の初期作品展「死なないための葬送」の関連企画として、6月に大阪・国立国際美術館で書き下ろし作品「死なないための葬送曲」を初演している。

■死なない子供、荒川修作トレーラー

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