「バズリズムLIVE」初日でWANIMA、ミセス、04LS、MWAM、UVERが共演

日本テレビ系の音楽番組「バズリズム」が主催するライブイベント「バズリズムLIVE 2016」が、11月5日と6日に神奈川・横浜アリーナで開催された。この記事では5日の模様をレポートする。

オープニングアクトで登場したThe Winking Owlは4曲を演奏し、場内を温める。そして番組でもMCを務めるバカリズムとマギーが登場し「2人合わせてバズリズムです！ 最後まで盛り上がっていきましょう！」と挨拶して、イベントの幕開けを飾った。

トップバッターを務めたWANIMAは、昨年のオープニングアクトに続いて2回目の出演。「日本で一番バカリズムとマギーが好きです！」というKENTA（Vo, B）の挨拶に続き「THANX」「いいから」「リベンジ」とアッパーなナンバーを連発する。「1106」を真摯に届けたあとは「真面目な曲歌ったあとは、みんなで踊ろう！」という言葉に続き「オドルヨル」をプレイし、会場のテンションを急上昇させた。

Mrs.GREEN APPLEの大森元貴（Vo, G）は、1曲目「VIP」を終えたあと「今までで一番広い会場で緊張してます！」と興奮気味に語る。その後も「Speaking」「StaRt」など、彼らならではのロックチューンを披露したあとは「今日のお客さんはみんなが温かくて、とってもうれしいです」という言葉に続き最新シングル「In the Morning」をパフォーマンス。場内に幸福な空気感をもたらした。

04 Limited SazabysのライブはGEN（Vo, B）の「横浜アリーナ、準備できてますか？ 04 Limited Sazabys始めまーす！」という挨拶からスタート。4人は「monolith」「Night on」「fiction」といったナンバーを次々と投下して、オーディエンスを大いに盛り上げていく。GENは「こんなに大きい会場で歌わせていただいて、曲たちも喜んでいます。今日は会場の皆さんがいてくれてパワーもらって最高に楽しいです！」と笑顔を見せ、「swim」でライブを締めくくった。

MAN WITH A MISSIONのステージは「Get Off of My Way」で幕を開け、続く「database」で場内の熱気をさらに高める。Jean-Ken Johnny（G, Vo）は「人間ノ野郎ドモヲ、ブッ潰シ二来マシタ！ テメェラ全員マトメテ、カカッテ来イヤ！」とオーディエンスを煽り、「Emotions」に突入する。ステージ前方では炎が上がり、5匹のパフォーマンスを彩った。12月3日にリリースする新曲「Hey Now」に続いては、キラーチューンの「FLY AGAIN」で会場の一体感をピークへと導く。最後は「Raise your flag」を披露し、「マタ遊ボウゼ！」と挨拶してステージを去っていった。

トリを務めたのはUVERworld。最初に真太郎（Dr）が横浜アリーナの公式キャラクター、ヨコアリくんに扮して登場し、ドラムソロを披露する。続いてほかのメンバーもステージに現れ、TAKUYA∞（Vo）は「35分、たった8曲、2100秒に全てを込めるぞ」と叫んだ。「Wizard CLUB」では、銀テープが宙を舞い、「Collide」ではTAKUYA∞が「全身全霊で歌うから、お前らも全力でかかってこいよ！」とオーディエンスを鼓舞する。中盤の「ALL ALONE」「七日目の決意」「PRAYING RUN」ではTAKUYA∞の丁寧な歌声と緻密なバンドサウンドが、会場にじっくりと響き渡った。

「IMPACT」でライブが終了するかと思いきや、信人（B）は「ちょっと待った！」と声をかけ、TAKUYA∞と信人のDisの応酬が繰り広げられるナンバー「Dis is TEKI」へと突入。絶妙な掛け合いに観客は大いに沸き返った。最後はこの日が誕生日の真太郎がステージ中央へ。冒頭でのヨコアリくんのコスチュームはTAKUYA∞からの誕生日プレゼントだったことを明かして「『バズリズムLIVE』という真太郎生誕祭にお越しいただきありがとうございました！」と挨拶すると、バカリズムは「今日って誕生日ライブでしたっけ？」とマギーに思わず確認。和やかな雰囲気の中、初日公演が終了した。