Mayu、笑顔弾けた初ワンマン「まだまだ高みを目指します！」

Mayuが昨日2月6日に東京・CHELSEA HOTELでワンマンライブ「ONEMAN Mayu SHOW vol.1 -この場所で逢えたら！-」を開催した。

Mayu初のワンマンライブとなったこの日、彼女はサポートメンバーに中村遼（Syn, G / 科楽特奏隊、ナカムラリョウと前未来、Pose Musik）、SHIORI（Dr）を迎えたバンド編成でライブを実施。笑顔で挨拶をしてから「はじまりは突然に」でライブをスタートさせ、心地よいビートに観客からはハンドクラップが巻き起こった。続けて「深夜バス」ではキレのあるギターバッキングを奏でながら、伸びやかな歌声を響かせる。そして「この日を待ってました。今日は私の初ワンマン、今までで一番大切な日になっています。楽しいライブを作っていけたらと思っています！」と宣言し、「ステレオラブ」へとつないだ。

その後ひさびさに「SNS-SOS」を届けたあと、Mayuが1人で弾き語りをすることに。彼女は会場を埋め尽くす観客全員が楽しめるようにフロア中ほどに用意された特設ステージに移動。アコースティックギターを抱えて冬の夜のできごとを歌った「25」、人を傷付けてしまったある春の朝に書いたという「SORRY DARLING」をたおやかに歌い上げた。メインステージに戻ったあと、さらにもう1曲「KISSED MY DREAM」を弾き語り、途中からは中村とSHIORIが合流してバンド編成で同曲を届けた。

ライブ中盤からはスペシャルゲストとして過去にMayuバンドに参加した経験を持つAwesome City Clubのモリシー（G）が参加。スペーシーなシンセサウンドとダンスビートが印象的な「タイムリープ」では、モリシーが骨太なギターサウンドでアンサンブルに深みをもたらした。さらに彼女たちはPerfume「マカロニ」のカバーを届け、観客の体をゆったりと揺らした。そしてMCでモリシーが「2年ぶりに一緒にやるけど、大きくなったねえホント」とリラックスした様子でMayuに話しかけるなど、和やかなやり取りで観客を楽しませたあと、Mayuはライブ終盤に入ることを宣言。「まだまだ盛り上がりたい人！」とハイテンションに挙手を求め、ファンキーなナンバー「ハートビート」へ。この曲では中村もギターを演奏し、途中には楽器隊のソロ回しを展開して会場を熱く盛り上げた。彼女たちは勢いを保ったまま、ラストにアッパーチューン「グローアップタウン」を投下。観客が腕を突き上げて声援を送る中、パワフルなパフォーマンスを繰り出してライブ本編を終えた。

アンコールではまずMayuがTシャツ姿で登場し、物販紹介に続けて、4月24日に東京・CHELSEA HOTELで対バンイベントを開催すること、KAMINARI GUITARSと島村楽器のオリジナルブランド・HISTORYのコラボレーションによるMayuプロデュースモデルのギターが全国の島村楽器で販売されることを発表。そのギターを抱えて彼女は、サントリー「黒烏龍茶」のCMに使われた和田アキ子「古い日記」の替え歌をワンコーラス弾き語った。モリシーを含むバンドメンバーが再登場したあと、Mayuは「皆さんに支えられてここまで来ました。でもまだまだ高みを目指します！ どんどん大きくなって超カッコいい人になりたいです」とコメント。そして「明日から皆さんの毎日が幸せであるように、思いを込めて歌います」と述べてから、ラストに「Goodday, Good life」を歌唱。メンバー、観客とともにシンガロングをして会場の空気を1つにまとめ上げ、ハッピーなムードで初のワンマンを締めくくった。

※記事初出時、一部曲名と公演情報に誤りがありました。訂正してお詫びいたします。