チャオベラ、4人体制初ツアーで新たなスタート「まだまだ上を目指す」

チャオ ベッラ チンクエッティが本日9月27日に東京・TSUTAYA O-WESTで全国ツアー「LIVEツアー2015秋～THE STORY IS NEVER-ENDING～」の初日公演を実施した。

8月にメンバーの秋山ゆりかがグループを卒業し、4人体制では初となる全国ツアー開催となったチャオ ベッラ チンクエッティ。初日公演のチケットはソールドアウトとなり、開演前の場内は期待と不安の入り交じった独特の空気に包まれていた。なお本稿では本日のライブのうち、昼公演の模様をお届けする。

定刻を迎え、ステージに登場した4人はこの日が初披露となる新曲「True Hearts～ファンタスチック4～」からライブをスタートさせる。グループの自己紹介的な楽曲に仕上げられているこの曲では各メンバーがステージ上のお立ち台の上にたち、順番にソロダンスを披露。また彼女たちは、チャオ ベッラ チンクエッティの頭文字を取った「CBC！」のかけ声を要求し、力強いパフォーマンスで現在のグループの姿をオーディエンスに見せつけていく。「幸せの天秤」ではメンバーがアドリブで「かえるのうた」の輪唱を披露するなど、ライブならではの演出でファンを楽しませていた。

ライブ中盤、MCでは橋本愛奈が諸塚香奈実を家に招き、一緒に半身浴をしたというエピソードを披露するなど奔放なトークが展開され、フロア内は笑い声に包まれる。またライブ中に「Lovely! Lovely!」「Nasty!」といったメンバーのソロ曲が届けられると、ファンはそれぞれのイメージカラーのペンライトを灯して彼女たちに声援を送っていた。

ライブが終盤に差し掛かると、4人は「ギミバニラ」や「さぁ来い！ハピネス！」といったアップチューンを畳みかけ、フロアのテンションを一気に引き上げていく。ラストナンバー「愛しさを束ねて」の曲中に岡田ロビン翔子が「また 会おうね！ 約束だよ！」と語りかけるように歌うと、ファンは盛大な歓声でそれに答えていた。アンコールで4人は「主食＝GOHANの唄」をアカペラで歌唱し、心地よいハーモニーを客席に届けた。さらにMCではロビンが「4人で続けていくと決めたからには、このツアーでもどんどん成長して、まだまだ上を目指していきます」と会場のファンにメッセージを送った。

なおライブ中には、チャオ ベッラ チンクエッティのニューシングル（タイトル未定）が2016年1月27日にリリースされることが発表された。また今回のツアーの追加公演も決定。新たに愛知、福岡、北海道、宮城の4都市でライブが開催される旨がアナウンスされた。