有村架純が釜山映画祭「ナラタージュ」舞台挨拶に登壇、行定勲は演出意図明かす

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韓国にて開催中の第22回釜山国際映画祭で「ナラタージュ」の公式上映が10月13日に行われ、キャストの有村架純と監督の行定勲が登壇した。

第22回釜山国際映画祭「ナラタージュ」公式上映の様子。有村架純(右)と行定勲(左)。

第22回釜山国際映画祭「ナラタージュ」公式上映の様子。有村架純(右)と行定勲(左)。

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「ナラタージュ」Web用メインビジュアル

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ガラプレゼンテーション部門に出品された本作は、教師と生徒という立場で出会った男女が時を経て再会し、禁断の恋に落ちていくさまを描いたラブストーリー。松本潤が妻帯者の教師・葉山貴司、有村が葉山を愛する大学生・工藤泉を演じた。

有村と行定は、公式上映の前日にレッドカーペットイベントに参加。大きな声援で歓迎された2人はサインや握手、写真撮影に応じるなどファンとの交流を楽しんでいる様子だった。

有村架純(右)と行定勲(左)。

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海外の映画祭に初めて参加したと言う有村は「アジアで一番規模の大きな釜山映画祭に参加できて、すごくうれしいです。どんな体験ができるのか想像しながら楽しんでいきたいなと思っています」とコメント。今回で10回目の参加となる行定は「釜山は僕にとって、自分の映画を世界で観てもらうための扉を開いてくれる場所です。そういう意味では第2の故郷と言っても過言じゃない。釜山映画祭がこれからも素晴らしい映画祭であり続けることを応援したいし、自身も新作を作ったら必ず戻って来たいと思っています。今回、『ナラタージュ』を韓国の皆様に観ていただけることがすごく楽しみです」と述懐した。

有村架純

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公式上映では、会場に登場した2人を約600人の観客が盛大な拍手で迎えた。有村は「この作品が海外の方にどのように届くか、上映前からすごく気になっていました。観終わったあとに『なんだかよくわからなかった』と感じられたとしても、それでいいと思います。何年か経ってまたこの映画を観たときにどう感じるかというところを楽しめるような、長く愛され続ける作品になったらうれしいです」と思いを明かす。行定は「静かな映画だったでしょ?」と笑い、「どうしようもない男女の恋愛の話をどうしても撮りたかった。日本人なりの情緒があり、セリフが交わされない中での視線の演技が非常に重要で、それをゆっくり撮った映画です。気に入っていただけていたらうれしいです」と演出の狙いを語った。

「ナラタージュ」は現在公開中。なお有村は同映画祭でアジアスター賞を受賞した。

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(c)2017「ナラタージュ」製作委員会

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