「ユリゴコロ」初日、吉高由里子や松坂桃李が純愛エピソード語る

6

502

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 141 358
  • 3 シェア

ユリゴコロ」の初日舞台挨拶が本日9月23日に東京・新宿バルト9で行われ、キャストの吉高由里子松坂桃李佐津川愛美清野菜名清原果耶、監督を務めた熊澤尚人が登壇した。

「ユリゴコロ」初日舞台挨拶の様子。左から熊澤尚人、清野菜名、松坂桃李、吉高由里子、佐津川愛美、清原果耶、Rihwa。

「ユリゴコロ」初日舞台挨拶の様子。左から熊澤尚人、清野菜名、松坂桃李、吉高由里子、佐津川愛美、清原果耶、Rihwa。

大きなサイズで見る(全20件)

客席後方から姿を現した吉高由里子。

客席後方から姿を現した吉高由里子。[拡大]

沼田まほかるの同名小説を映画化した本作は、人の死を心の拠りどころとする女性・美紗子の物語。美紗子を吉高が演じたほか、松山ケンイチが美紗子と運命的な出会いを果たす洋介、松坂が殺人者の秘密に迫っていく亮介を演じている。

吉高由里子

吉高由里子[拡大]

初日を迎えた感想を吉高は「自分もけっこう摩耗して臨んだ作品なので、大勢の方に観ていただけるのがうれしいです」と一言。すると熊澤が「吉高さんなくして作れなかった映画です。血を流しながら、涙を流しながら体当たりで演じてくださいました。100年は残る彼女の代表作になっていると思います」と続ける。吉高は映画のクライマックスの撮影を「2日間ずっと泣きっぱなしで。涙腺をどうにか刺激して乗り越えました」と振り返る。

松坂桃李

松坂桃李[拡大]

吉高や松山が出演する過去パートと、松坂や清野が出演する現代パートに分かれている本作。完成した映画で、初めて過去パートを目にしたという松坂は「ちょっとだけ過去パートにも出演してみたくなった」と述べ、ほかのキャスト陣を驚かせる。そして「現代が“動”なら、過去は“静”で。静かな流れの中で、いろんな感情が渦巻いているような。その空気感を肌で感じてみたかったですね」と語った。

清野菜名

清野菜名[拡大]

左から清野菜名、松坂桃李、吉高由里子。

左から清野菜名、松坂桃李、吉高由里子。[拡大]

続いてさまざまな形の“純愛”が描かれる物語にちなみ、登壇陣が自身の“純愛”を明かす。熊澤が映画への一途な愛、清野が8年間ファンだというジャスティン・ビーバー、吉高が20歳の頃から偏愛してやまないハイボールと答えていく中、松坂は両親のエピソードを披露。「親父がお袋にプロポーズをするとき、土下座しながら『僕は君と結婚できなきゃ死ぬ!』って言ったらしくて。初めて聞いたときは、今どきドラマでもそんなプロポーズしないって思ったんですけど。思い返すとこれが“純愛”なのかなって(笑)」と。このプロポースに対し、吉高は「狂気的……。純愛のような脅迫のような(笑)」と感想を述べた。

「ユリゴコロ」初日舞台挨拶の様子。

「ユリゴコロ」初日舞台挨拶の様子。[拡大]

イベントでは、主題歌「ミチシルベ」を歌うRihwaが生歌を披露する場面も。Rihwaの熱唱を目の当たりにした吉高は「すっごい気持ちのいい、壮大なラブストーリーの歌だなって感じます。エンドロールで流れるのを聴いたら本当にこの映画にぴったりなんですよ」とうっとりした表情で語る。初めて映画の主題歌を手がけたというRihwaは「普段は“あったかい愛”をテーマに書いてるんですけど、この曲では初めて愛が持つ暗闇を表現させていただきました」と続けた。

そのほか本日の登壇が叶わなかったキャストの木村多江、松山からのメッセージも届けられたイベントは、盛況のうちに幕を閉じた。「ユリゴコロ」は、全国でロードショー。

この記事の画像(全20件)

(c)2017「ユリゴコロ」製作委員会

読者の反応

  • 6

ONODERA Akira @TWDera

「ユリゴコロ」初日、吉高由里子や松坂桃李が純愛エピソード語る(写真20枚) - 映画ナタリー https://t.co/SYtNsLPufO

コメントを読む(6件)

関連商品

リンク

あなたにおすすめの記事

このページは株式会社ナターシャの映画ナタリー編集部が作成・配信しています。 ユリゴコロ / 吉高由里子 / 松坂桃李 / 佐津川愛美 / 清野菜名 / 清原果耶 / 熊澤尚人 / Rihwa の最新情報はリンク先をご覧ください。

映画ナタリーでは映画やドラマに関する最新ニュースを毎日配信!舞台挨拶レポートや動員ランキング、特集上映、海外の話題など幅広い情報をお届けします。