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この映画は、闇金の世界を舞台とした「闇金ドッグス」シリーズ第5弾にあたるR15+指定作品。ラストファイナンスで働く元ホスト・須藤司と、社長の安藤忠臣を中心に、金と暴力と欲望にまみれた人間たちの姿を描く。
これまでのシリーズに比べ、かなりハードな内容となった本作。須藤役の青木が恐る恐る「どうでした……?」と反応を尋ねるが、客席は静まり返ってしまう。「今までの作品では拍手をいただいてたんですけど……今回、こっちがぶち込みましたからね。会場に入ってくるとき、緊張しちゃいました」と青木は語る。
この日青木は楽屋にいたときからずっと緊張していたそうで、「困ったときは(場を和ませるために)副島さんに身長を聞こうと思ってたんです。何cmですか?」と質問。副島は明るいトーンで「195cmです。アフロヘアを入れたら2m10cmあります」と答え、共演陣から「毛だけで15cmあるんだ!」と笑いが起こる。
本作は実際にあった出来事をモチーフとしていることから、安藤役の山田は「こういうことが現実にあるんだって知ってもらえる作品にできた。『闇金ドッグス』では社会派なこともやりたいし、いろいろなところに切り込んで行きたいと思っていたので、今回はそういう部分が出ていてすごくよかった」と感想を述べた。
今回シリーズ初参加を果たした副島が「重たい作品の中で、僕は箸休め的なほっこりする役どころだった」と発言すると、山田が彼のアフロヘアを指さして「もっこりしてますけど(笑)」とジョークを挟む。すると青木も「俺もそれ言いたかったあー!! まったく同じこと考えてた!」と叫び、山田は「イエーイ、さすがバディ!」と満面の笑みに。
また第4弾と本作でメガホンを取った元木は、「今回は観るのがしんどいなって思いながら編集していました。こうして皆さんに舞台挨拶でシーンとしていただいているのが、いい意味でありがたい。ちゃんと観ていただいたんだなと思えます」と満足気に話した。
最後に青木が「1から4までの須藤のコミカルな感じが、5では逆に生きたんじゃないかなと思う。現実にあった話をモチーフにしていて、すごく重たいので、フィクションよりも現実のほうがつらいなと感じました。それを受け止めてくれたお客さんの反応がいつもと違うというのは、役者冥利に尽きます」と述べ、イベントを締めくくった。
※動画は現在非公開です。
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「闇金ドッグス5」青木玄徳&山田裕貴、アフロいじりで以心伝心「さすがバディ!」 https://t.co/clcVwh5O1T