上西雄大の監督作「うさぎのおやこ」ミラノ国際映画祭でダブル受賞、来春に劇場公開

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映画「ひとくず」「西成ゴローの四億円」などで知られる上西雄大の監督作「うさぎのおやこ」が、11月2日から4日にかけて開催されたミラノ国際映画祭2023(Milan IFF2023)にて外国語長編映画最優秀作品賞を受賞。ダブル主演を務めた徳竹未夏清水裕芽は、外国語長編映画主演女優賞に輝いた。

清水裕芽演じる来栖玲。

清水裕芽演じる来栖玲。

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徳竹未夏演じる来栖梨加。

徳竹未夏演じる来栖梨加。[拡大]

「うさぎのおやこ」場面写真

「うさぎのおやこ」場面写真[拡大]

本作は、軽度の知的障害を持つ22歳の娘・来栖玲と、娘との生活に限界を感じ精神障害者になってしまった母・梨加の物語。2人はすれ違いながら生活を送る中、新たな出会いによって希望を見出していく。上西主宰の劇団・映像劇団テンアンツから抜擢された清水が玲、「ひとくず」にも出演した徳竹が梨加を演じた。ほかキャストに古川藍華村あすか萩野崇青木玄徳貴山侑哉、そして上西が名を連ねる。

今回の発表に際し、上西は「この作品が授かった素晴らしい賞は皆とともに分かちあいたいと思います。この作品がまた一人でも多くの方々にご覧頂ける事へと繋げていきたいと願います」とコメント。なお「うさぎのおやこ」は、2024年春に東京のシネ・リーブル池袋ほか全国で順次公開されることが決定した。

上西雄大 コメント

映画「うさぎのおやこ」は、「ひとくず」「ヌーのコインロッカーは使用禁止」と共に社会問題の傍で人の心を描いた作品です。
主演の徳竹未夏・清水裕芽は劇団発足当初より共に活動して来た仲間です。
社会の片隅で生きる事に苦しむ親子の心を作品の核としましたが、二人は素晴らしい演技で表現してくれています。
今回の受賞は正にこの二人にとって大きな喜びでありますが、僕やそしてその親子を支える本作品で大きな意味を担う役を演じた古川藍、そして作品に携わった者にとっても大きな喜びであります。
そしてこの作品が授かった素晴らしい賞はその皆とともに分かちあいたいと思います。
この作品がまた一人でも多くの方々にご覧頂ける事へと繋げていきたいと願います。

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(c)「うさぎのおやこ」製作委員会

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極東新天地 @kyoku_shin

上西雄大の監督作「うさぎのおやこ」ミラノ国際映画祭でダブル受賞、来春に劇場公開(コメントあり) https://t.co/WvXXx2pASN

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