映画「宇宙兄弟」の主題歌はコールドプレイ、邦画史上初

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小山宙哉原作による映画「宇宙兄弟」の主題歌が、コールドプレイの「ウォーターフォール~一粒の涙は滝のごとく」に決定した。コールドプレイの楽曲が主題歌に使用されるのは邦画史上初、世界的にも極めてまれな大型タイアップが実現した。

コールドプレイ(c)Sarah Lee / eyevine.

コールドプレイ(c)Sarah Lee / eyevine.

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コールドプレイはデビューアルバムで全英チャート初登場1位を飾って以降、発売するアルバムはいずれも全世界で大ヒット。「ウォーターフォール~一粒の涙は滝のごとく」を収録する、最新アルバム「マイロ・ザイロト(MX)」も全米・全英ほか各国でチャート1位、iTunesチャート全世界35カ国で1位を獲得した人気バンドだ。

主題歌決定の経緯は、小山が「宇宙兄弟」の執筆中に聴いていたことに端を発する。同曲を聴いた東宝の川村元気プロデューサーはダメもとでコールドプレイに主題歌をオファーしたところ、「(映画の)映像を見てから判断したい」という返答をもらい、プロモーション映像を急遽制作。2011年7月の野外ロックフェスティバル・FUJI ROCK FESTIVALで来日した一同に映像を渡し、その2週間後に「映像をみました。素晴らしい映画になると思う。是非『宇宙兄弟』の主題歌に!」という連絡が来たという。

映画「宇宙兄弟」は2012年5月より全国公開。小栗旬がムッタ、岡田将生がヒビトを演じるほか、麻生久美子、井上芳雄、新井浩文、濱田岳、塩見三省、堤真一の出演・配役が発表されている。

小栗旬 コメント

この度のニュースを川村さんから聞いたとき、驚きやら興奮やら色々な思いが体を駆け巡りました。初めにコールドプレイにオファーしようと思うと聞いたときは、「マジっすか」とか言いつつ、心のなかでは「どうせ無理っしょ」なんて呟いていた自分の浅はかさを今は呪っています。見事に成立させた製作陣の熱意と、快諾してくれたコールドプレイの心意気に感謝です。この凄まじく広い世界観の楽曲がロケットのように無限の宇宙に僕らの作った作品を連れていってくれるのではないかと、すべての完成を心待ちにしています。

岡田将生 コメント

めっちゃカッコイイです。宇宙兄弟のテーマにメロディがそっている感じがして、壮大で前を向きたくなる曲だと思いました。聴いていると体が軽くなるような高揚感が生まれてきて、まさにピッタリです!

コールドプレイ コメント

僕らの楽曲が初めて日本の映画のテーマ曲となり、とても嬉しく光栄に思っています。
映画の素材を少し観たけど、とてもクールな作品になりそうだと感じたよ。僕らは日本が大好きだし、映画の完成を楽しみにしているよ!

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