「十時間」の原作は長嶋の作品集「祝福」に収録。北国で貧乏な暮らしをする母子家庭の姉妹を描いた短編だ。連載がスタートした小説宝石11月号では、原作者・長嶋のコメントも掲載している。長嶋は巨匠・萩尾と自身の関係性や、コミカライズされた自作の感想を語った。
このコミカライズは小説宝石の連載企画「長嶋有漫画化計画」の一環。小説家・長嶋が自らのデビュー10周年を祝う目的で立ち上げたプロジェクトだ。長嶋作品を複数のマンガ家がコミカライズし、短期連載で順番に掲載していく。過去には衿沢世衣子、よしもとよしとも、小玉ユキらが登場してきた。
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萩尾望都が長嶋有の「十時間」をマンガ化、小説宝石に掲載 http://t.co/afqerUx2