「銀の船と青い海」は萩尾が1970年代に執筆した童話を中心に構成されており、単行本未収録のものも多数掲載。若き日の実父母をモチーフとした「月夜のバイオリン」など、萩尾の少女的な感性が色濃く表れた28作品が収められている。
さらに未発表作を含む貴重なカラーイラストも、50ページに渡り掲載。こちらも少女マンガ誌に掲載することを意識して描かれた作品ばかりだ。全て水彩で着色されており、萩尾の彩色センスや細部に渡るグラデーションなどの技巧を存分に堪能できる。
「銀の船と青い海」掲載作品一覧
びいどろの恋
幻想
チョウチョ
3月3日
金のピアノ
花々に住む子供
みどりの風
中学生
紅茶の話
水色のエプロンの女の子
食肉花
サングリアタイム
カーテンコールのレッスン
歌を忘れたカナリヤ
眠りの精
ストロベリーフィールズ
オルゴール
ハピーオニオンスープ
月夜のバイオリン
賞子の作文
銀の船と青い海
花のお茶会
北の庭
人形の館
地球よいとこ一度はおいで
アフリカの草原
イギリスからの手紙
銀河
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- 河出書房新社|銀の船と青い海
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萩尾望都が少女的感性で紡ぐ童話集「銀の船と青い海」 http://natalie.mu/comic/news/39623