森見登美彦原作、
累計36万部を突破したベストセラー小説を原作とするアニメ「有頂天家族」は2013年に放送され、第17回文化庁メディア芸術祭アニメーション部門の優秀賞を受賞。京都を舞台に、下鴨神社・糺の森に暮らす狸の一家を中心とした、波乱万丈で家族愛溢れるコメディだ。
続編となるアニメ「有頂天家族2」は、2015年に刊行された森見による小説の続編「有頂天家族 二代目の帰朝」が原作。キャラクター原案は久米田、監督は吉原正行が前作から引き続き担当し、音楽制作はランティス、アニメーション制作はP.A.WORKSが務める。また主人公の三男・下鴨矢三郎役は
さらにアニメ「有頂天家族」のBlu-ray BOXがバンダイビジュアルより発売されることも決定した。詳細は後日発表される予定なので、続報を待とう。
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アニメ「有頂天家族」続編決定に森見登美彦「前作超えた作品を」と期待
森見登美彦コメント
「また映像化しにくいものを書いてしまった」
それが続編を書き上げたときに思ったことです。不器用な原作者である私は制作陣への適切な配慮を忘れ、おのれの荒ぶる妄想をおさえることができませんでした。これから制作陣の皆様が立ち向かわねばならぬ幾多の困難を想うにつけ、慚愧の念に耐えません。暴れん坊な原作者をお許しください。略儀ではありますが当コメントにて謝罪の意を表するとともに、第一期を凌駕する傑作の誕生をお祈り申し上げます。
吉原正行監督コメント
「有頂天家族2」のみどころは、魅力的な新キャラクター達です。
ぜひ一期を見て、読んでいただいてから、この新しい世界を堪能してほしいです。
P.A.WORKS代表 堀川憲司コメント
原作第二部の映像化には、前作以上の冒険と覚悟が必要だと思いました。
アニメは作りたいけれど、浮かれて足を踏み外せば鉄鍋の底に転がり落ちるだろう。
柔らかな毛玉に包まれた世界で、もう一度前作の幸福感を味わいたい。
かと言って蜘蛛の糸を掴み損ねれば、地獄絵の業火に焼かれるやも知れぬ。
そんなこんなでモヤモヤしているうちに、身の内からプツプツと湧き出してくる阿呆の血の囁きが、どんどん大きな歌声になってきました。
いつでも波風たてるよ、ずんずん立てるよ、いつでも平和を乱すよ、がんがん乱すよ♪
この歌を口ずさむだけで、いまは金曜倶楽部の鍋の縁でも笑って踊れる気になっています。
アニメ「有頂天家族2」
スタッフ
原作:森見登美彦「有頂天家族 二代目の帰朝」(幻冬舎)
キャラクター原案:
監督:吉原正行
シリーズ構成:檜垣亮
キャラクターデザイン/総作画監督:川面恒介
美術監督:竹田悠介、岡本春美
音楽:藤澤慶昌
音楽制作:ランティス
アニメーション制作:P.A.WORKS
製作:「有頂天家族2」製作委員会
キャスト
矢三郎:
矢一郎:
矢二郎:
矢四郎:
弁天:
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リンク
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