会場には藤沼悟役の
イベントの中盤、話はそれぞれの役どころへ。有村は「愛梨は人の心にすっと入り込むことができる子で、悟さんにも最初は好奇心から近付いていくんですけど、うっとうしい子に見えないように気を付けました」とコメント。また悟の母親役を演じた石田は「話をいただいたときに、藤原竜也くんのお母さんってことが腑に落ちなくて……。でも原作のマンガを読んだらとても素敵な人で、難しかったけど演じることができてうれしかったです」と答えた。また先生役として2人の子役と共演した及川は、中川について「翼はつらいことがあっても、翌日ケロっとしてるんですよ。見た目は子供、中身は大人」と賞賛し、鈴木については「何ひとつ言うことがないです! 将来設計とか聞かせてもらって、本当によくできた子だなと。これからもついていきます」とおどけ、会場の笑いを誘った。
またこの映画のテーマのひとつとして“謎解き”が掲げられていることから、それぞれが共演者のマル秘エピソードを披露することに。有村は「実は以前、竜也さんが似顔絵を描いてくださったんですけど、あまりにも独特な絵で……」と、藤原の絵心について暴露。そこで劇中、マンガ家志望の青年を演じていた藤原が、写真部分が白く抜かれた映画のポスターに、自分と有村の絵を描くことに。描き終わった藤原が「これ、事故ですよ事故! 時間の無駄だと思います」と弱気なコメントをしながら完成した絵を見せると、ポスターのビジュアルとはかけ離れた絵が登場。感想を聞かれた中川が「うまいです……。僕にはこんな絵は描けないです」と言うと、鈴木や石田からも「うまいと思います……」と困惑したコメントが続く。すると及川から「芸能界に流されすぎだぞ!」というツッコミが。最後に有村が「あのとき見た絵と同じですね。リバイバル起きてます」と映画にちなんだコメントで、その場をまとめた。
最後に藤原は「大人気コミックが原作の作品ということで、監督やスタッフが、僕ら以上に大きなプレッシャーを抱えながら製作したと思います。賛否両論あって当然だと思いますが、(映画が)よくなければここに監督がいるので、ぜひ言ってもらって(笑)。この映画をひとりでも多くの方に観ていただけるよう、皆さんの声援を力に変えてがんばっていきたいと思います」と締めくくった。
「僕だけがいない街」は、時間が巻き戻る不思議な現象“再上映(リバイバル)”に悩まされる青年・藤沼悟が時空移動を繰り返し、とある事件の真相に迫っていく姿を描いたサスペンス。原作マンガはヤングエース(KADOKAWA)にて連載中で、テレビアニメもフジテレビのノイタミナ枠ほかで放送されている。
なおコミックナタリーでは、映画「僕だけがいない街」の特集記事を展開中。主人公・藤沼悟役を演じた藤原竜也と、映画を観たNON STYLE井上裕介のインタビューを掲載している。関連する特集・インタビュー
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- 映画「僕だけがいない街」公式サイト
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- コミック『僕だけがいない街』公式サイト|KADOKAWA
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