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日本酒「美少年」のラベルを監修した松本零士「石ノ森章太郎と飲めたら」

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(前列左から)株式会社美少年の代表取締役・千堂敬一郎、おのののか、松本零士、磯山さやか、熊本県菊池市長・江頭実、杜氏・水上弘童。

(前列左から)株式会社美少年の代表取締役・千堂敬一郎、おのののか、松本零士、磯山さやか、熊本県菊池市長・江頭実、杜氏・水上弘童。

松本零士がラベルのデザイン監修を行った日本酒の発売を記念し、記者発表会が本日1月25日に都内にて開催された。会場には松本、おのののか、磯山さやかが登壇し、トークを行った。

「宇宙海賊キャプテンハーロック」のイラストなどを用いたコラボラベルが貼られるのは、「大吟醸古酒 美少年 時の環」「大吟醸 美少年 幻夜」「純米吟醸 美少年 零」の3種類。松本零士作品の大ファンである「美少年」の杜氏・水上弘童が、作中に「美少年」と書かれた酒がたびたび登場することから、再び松本に『美少年』を飲んでほしいとファンレターとともに酒を贈ったことがこのコラボのきっかけだという。

実は松本と「美少年」の付き合いは古く、「30代の頃に描いたマンガやアニメのキャラに『美少年』ってお酒を持たせていてね。『美少年』(という酒)が本当にあるとは知らなかったんだけど、あるとき看板を見て、存在する商品を勝手に使ってしまったと気づいて『ヤバイ!』と。腰が抜けるとはこのこと」と松本は当時を述懐。「社長にお詫びの電話を入れたら『かまわないよ』と言っていただけてね。それから(当時松本零士作品を制作していた)東映アニメーションに『美少年』の箱が山のように送られてきて、みんなで山分けして飲んだ」とエピソードを披露した。

またペンネームの一文字が起用された「純米吟醸 美少年 零」について「零は無限大、終わりがないという意味もある。ペンネームも『終わりがない』という意味で零士にしたんです。自分の名前がお酒になるのはうれしい」と微笑み、「私は飲んでも飲んでも酒が効かない。無限大に飲めます」と酒豪ぶりをアピールした。

続いて日本酒好きだというおのと磯山らを交え、鏡開きが行われた。メーテルのコスプレをしたモデルたちから木槌とハッピを渡され、「よいしょよいしょよいしょ」の掛け声とともに日本酒の樽の蓋を叩き割る。そして松本は「私は1938年1月25日生まれで、今日が私の誕生日。実は石ノ森章太郎とは同年同月日の生まれなんです。一緒に酒を飲めたらなあと思い出します」と旧友を偲んだ。

イベントの終盤、会場には磯山とおのによりサプライズの誕生日ケーキが運び込まれ、声をそろえて「松本先生、おめでとうございます」と祝福。美女に囲まれた松本は「夢のような出来事ですね」とうれしげに語った。

「大吟醸古酒 美少年 時の環」「大吟醸 美少年 幻夜」「純米吟醸 美少年 零」は、「美少年」の公式サイトにて販売中。「大吟醸古酒 美少年 時の環」は100本限定で用意され、木箱には松本のサインプリントが入っている。

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