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「ビリー・エリオット」は、2000年に公開された映画「BILLY ELLIOT」(邦題「
本日の公開稽古には、オーディションでビリー役を射止めた浅田良舞、石黒瑛土、井上宇一郎、春山嘉夢一らが登場した。最初に歌唱されたのは、オープニングで披露される「The Stars Look Down 星たちが見ている」。
続いてのナンバーは、
公開稽古の最後に披露された「Solidarity 団結を永遠に」~「父さんにバレる」では、激化する炭鉱夫と警察による争いと、バレエダンサーとして成長を見せるビリー、バレエに夢中になるビリーを叱責するお父さんの様子が、クロスしながら描かれる。炭鉱夫と警察に扮した大人キャストが怒りに満ちた表情で歌い踊る中、浅田扮するビリーは、長い手足を生かしたしなやかな舞を披露した。
公開稽古後の囲み取材には、益岡、鶴見、安蘭、濱田が出席。2017年の日本初演からお父さん役を務める益岡は「ビリーをはじめとする子役たちが、“今を生きる姿”を見られるのは本当にかけがえのないこと。一方で、大人キャストの存在が子供たちのためになっていることを改めて感じました」とキャストに賛辞を送り、今回のカンパニーについて、「小さな街のような、魅力のあるコミュニティができあがってきています。素晴らしい仲間たちを心から信じて稽古に臨みます」と話した。
今回、初めてお父さん役で出演する鶴見は「『ビリー・エリオット』は、私が知る限り、ミュージカルの最高峰に位置付けられるような作品。数十年先にも残る作品になるのではないでしょうか」と作品への愛を述べつつ、「益岡さんの奥様はこれまでに『ビリー・エリオット』を15回ほど観劇したそうです。皆さんも一度と言わず二度三度……いや、20回くらい観に来てください!」とちゃめっ気たっぷりにアピールした。
2020年公演に続いてウィルキンソン先生を演じる安蘭は「前回とは違う『ビリー・エリオット』ができあがる予感がしています。お子様はもちろん、大人の心にも刺さる作品なので、ぜひ大人の方に観てもらえたら」とコメント。ウィルキンソン先生役として初参加する濱田は「『ビリー・エリオット』には、人間の本質を大切にした演出が付けられています。プレイヤーからすると不安になることもあるのですが、そのぶん登場人物の感情がダイレクトかつストレートに伝わる作品になっているのでは。みんな、無駄なものをすべてを削ぎ落として、“剥き出し”のまま舞台上に立っているので、“生っぽい”『ビリー・エリオット』になると思います」と本作の魅力を語った。
公演は、7月27日から10月26日まで東京・東京建物 Brillia HALL(豊島区立芸術文化劇場)、11月9日から24日まで大阪・SkyシアターMBSにて。なお、8月1日まではオープニング公演となる。
※高橋維束の「高」ははしご高が正式表記。
ミュージカル「ビリー・エリオット ~リトル・ダンサー~」
2024年7月27日(土)~2024年10月26日(土) ※公演終了
東京都 東京建物 Brillia HALL(豊島区立芸術文化劇場)
2024年11月9日(土)~2024年11月24日(日)
大阪府 SkyシアターMBS
スタッフ
脚本・歌詞:リー・ホール
演出:
音楽:
出演
ビリー・エリオット:浅田良舞 / 石黒瑛土 / 井上宇一郎 / 春山嘉夢一
お父さん:
ウィルキンソン先生:
おばあちゃん:
トニー(兄):
ジョージ:
オールダー・ビリー:
※8月1日までオープニング公演。学生割引あり。
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ᒐᯇぽƕ 🍙虚無ギョプサル🍙 @cp20100513
兄トニー役 #吉田広大 さん( @KodaiYoshida )もお写真にいらっしゃいます👷♂⛏お稽古のお姿みれて嬉しい
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