「沙羅の光」開幕、紅ゆずる「おめでたいと思っていただけるように」

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J-CULTURE FEST presents 井筒装束シリーズ「詩楽劇『沙羅の光』~源氏物語より~」が、本日1月3日に東京・東京国際フォーラム ホールD7で開幕した。

J-CULTURE FEST presents 井筒装束シリーズ「詩楽劇『沙羅の光』~源氏物語より~」より。(撮影:宮川久)

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J-CULTURE FEST presents 井筒装束シリーズ「詩楽劇『沙羅の光』~源氏物語より~」より。(撮影:宮川久)

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J-CULTURE FEST presents 井筒装束シリーズ「詩楽劇『沙羅の光』~源氏物語より~」より。(撮影:宮川久)

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J-CULTURE FESTは、日本文化の魅力を発信するイベント。その一環として上演される「詩楽劇『沙羅の光』~源氏物語より~」は、「源氏物語」の中で詠まれた和歌を、朗読、和楽器演奏、日本舞踊などを通して伝える“詩楽絵巻”だ。脚本を戸部和久、演出・振付を尾上菊之丞が担当。光源氏役を紅ゆずる、紫の上役を井上小百合、夕霧役をLE VELVETSの日野真一郎、女三宮役を羽鳥以知子、聖徳太子役を菊之丞が務める。

J-CULTURE FEST presents 井筒装束シリーズ「詩楽劇『沙羅の光』~源氏物語より~」より。(撮影:宮川久)

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開幕に際し、紅は「お正月の公演ですので、おめでたいと思っていただけるように、そして本物の装束を観る機会もなかなかないと思いますので、深く考えず、目からの情報を重視してご覧いただけるとうれしいです」とコメントした。

上演時間は約1時間30分。公演は1月7日まで。

紅ゆずるコメント

4年前に(宝塚歌劇団を)退団してから初の男役ですが、あまり男役とは思っていなくて、光源氏と私自身がリンクするように演じたいと思います。今回3着の本物の装束を着用して演じるのですが、とても重いのでうまく扱えるか不安ではあります……。

被ったことがありそう、とよく言われるのですが、実は今回初烏帽子です! お正月の公演ですので、おめでたいと思っていただけるように、そして本物の装束を観る機会もなかなかないと思いますので、深く考えず、目からの情報を重視してご覧いただけるとうれしいです。

井上小百合コメント

和楽器をこんなに間近に見られる、聴ける、そのかっこよさを体感できるのは貴重な機会だと思います。

私自身が演じながら毎回感動しています。今回、日本舞踊を皆様の前で披露するのが初めてなので、とても緊張しています。また、早替えは慣れている方だと思うのですが、装束の早替えは初めてで……。歌って、舞って、芝居をして、早替え、という私にとってもかなりの挑戦となる作品です。伝統文化に接する機会が少ない方にも、ぜひこの舞台をきっかけに和の美しさに触れていただけたら嬉しいです。

日野真一郎コメント

夕霧役をどのように演じるか、そして夕霧役以外の役として演じるシーンもおもしろいと思いますので、どちらも注目して下さい! 井筒装束シリーズは4回目になりますが、物語の中に芝居あり、歌あり、舞もあるのは初めてです。伝統的な装束や和楽器を間近に感じられ、また現代人が忘れがちな日本人としての歴史や文化をこの舞台ひとつで体感できる唯一無二の作品だと思います。菊之丞さんには舞や所作など教えていただき貴重な経験をさせていただきました。この舞台を観劇すれば2024年が華やかな一年になること間違いなしです! ぜひ劇場にお越し下さい。

尾上菊之丞コメント

今回は紫の上に寄り縋る光源氏の苦悩の部分を、もしも光源氏が心を開放したならばという表現で挑戦したいと思っています。詩楽劇は様々なジャンルの方々の魅力を引き出しながら、歌や芝居をお見せする作品で、今回は劇場がコンパクトだからこそ、お客様が包み込まれるような感じになったらと。

2024年の観劇初めとして、福よかなものを受け取っていただけるように、雅で大らかな気持ちで、そして装束や音楽を通して日本の美しい文化をお見せできるよう演じたいと思います。

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J-CULTURE FEST presents 井筒装束シリーズ「詩楽劇『沙羅の光』~源氏物語より~」

2024年1月3日(水)~7日(日)
東京都 東京国際フォーラム ホールD7

脚本:戸部和久
演出・振付:尾上菊之丞
出演:紅ゆずる井上小百合日野真一郎 / 花柳喜衛文華、藤間京之助、羽鳥以知子 / 尾上菊之丞

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