“遺食制度”を巡るオギエ博覧会「バラと肉」が原作、INAGO-DX「遺食」

INAGO-DX「遺食」が11月11・12日に広島・広島市東区民文化センター スタジオ2にて上演される。

INAGO-DXは、2006年に始動した演劇ユニット。今回はオギエ博覧会「バラと肉」を原作に、武田宜裕と山川愛美の脚本、武田の演出で作品を立ち上げる。

「故人の意思を次世代へ継承する」という目的で、亡くなった人の肉を相続して食べる“ 遺食制度”が制定された数年後、制度の生みの親とも言える文化人類学者のエイイチが亡くなった。一人息子のエイゴは、エイイチの肉の遺食を拒み……。

出演者には武田、山川のほか、山田健太、市原真優、西村慎太郎が名を連ねた。