やっちゃっていいんだ！福田悠太主演「悪魔の毒毒モンスターREBORN」開幕

オフ・ブロードウェイ・ミュージカル「悪魔の毒毒モンスターREBORN」が、昨日1月14日に東京・EX THEATER ROPPONGIで開幕した。

「悪魔の毒毒モンスター」は、1984年に公開されたアメリカのカルトムービー「悪魔の毒々モンスター」をもとにしたコメディミュージカル。日本では池田テツヒロの演出により2020年に初演された。今回は「悪魔の毒毒モンスターREBORN」のタイトルで再演される。

舞台はニュージャージー。街のいじめられっ子だった青年メルビン（福田悠太 / ふぉ～ゆ～）は、産業廃棄物で汚染された街を救うために立ち上がる。しかしメルビンは、汚染の黒幕である市長（霧矢大夢）の命令で放射性廃棄物のドラム缶に放り込まれ、緑色のモンスターになってしまった。メルビンはモンスターになって助けた片思いの相手、盲目の司書・サラ（平野綾）と良いムードに。けれど彼は、自分の正体を明かす勇気がなく……。

開幕に際し福田は、本作の魅力を「スピード感もすごい、まったく飽きない舞台」と言い、「初演のときは『こういう感じでやっていいのかな』という思いがありました。今回はもう、『やっちゃっていいんだ』ってところから始められます！」とコメント。

霧矢も「またこのメンバーが集結し、この座長のもとで、楽しい作品に巡り合えてうれしいです。平野綾ちゃんが新キャストとして良い味を出しまくっています」と、作品の出来栄えに自信をのぞかせた。

上演時間は休憩20分を含む約2時間35分。東京公演は1月22日まで。本作はその後、大阪・サンケイホールブリーゼで27日から29日まで上演される。