舞台「くちびるに歌を」開幕に元HKT48森保まどか「目と耳とハート、心に届くと良いな」
2022年12月11日 10:00
8 ステージナタリー編集部
舞台「くちびるに歌を」が、昨日12月10日に東京・かめありリリオホールで開幕。これに先駆け、同日にゲネプロと囲み取材が行われた。
本作は中田永一の小説「くちびるに歌を」(小学館文庫)を原作にした舞台作品。この小説は、NHK全国学校音楽コンクールの課題曲となった楽曲「手紙 ~拝啓 十五の君へ~」にインスパイアされて執筆された。原作小説はその後マンガ化されたほか、2015年には映画「くちびるに歌を」も公開されている。
初の舞台化となる今回は脚本・演出を長戸勝彦が手がける。劇中では、長崎県五島列島のある中学校の合唱部を舞台とした物語が展開。合唱部顧問の音楽教師・松山は産休に入るため、中学時代の同級生で東京の音大に進んだ柏木に、1年間の期限付きで合唱部の指導を依頼する。美人の柏木が指導を行うことで、それまで女子部員しかいなかった合唱部に男子生徒が多数入部。男女混声で合唱コンクールに出場することになるが……。
囲み取材には、柏木役で主演を務める森保まどか、松山役の神志那結衣のほか、同じく出演者の夏目愛海、平松來馬、Hinano、西川岬希、大原由暉、徳岡明が出席。HKT48卒業後初の舞台となる森保は「私自身は役柄とは性格が異なっていて、頼りないというか(笑)。指導していただいたり、共演者の皆さんにセリフの覚え方を教えてもらったりして稽古を進めてきたので、本当に助けられました。でも、本番が始まったらみんなのことを引っ張っていけるようにがんばりたいです」と意気込みを述べると、同じくHKT48出身の神志那は「まどちゃん(森保)は普段、もうちょっとおちゃらけてるんですけど、座長ということで気を張っていたのかな?」とコメント。これに合唱部の女子部員・仲村ナズナ役の夏目は「え? そうなの!? カッコよくて真面目なまどかちゃんというイメージだった」、合唱部男子部員・向井ケイスケ役の平松は「僕らからしたら、本当に素敵な柏木先生ですし、舞台の真ん中に立っている時にはオーラと存在感を感じていました」とそれぞれ驚きの声を上げた。
最後に森保は「皆さんにとって、ひとときの光や癒やし、励ましになったりと、ポジティブなパワーを与えられる作品になっていると思います。素晴らしい作品になったと自信を持って言えますので、ぜひたくさんの方の目と耳とハート、心に届くと良いな」と思いを述べた。上演時間は約2時間で、公演は12月16日まで。
舞台「くちびるに歌を」
2022年12月10日(土)~16日(金)
東京都 かめありリリオホール
原作:中田永一「くちびるに歌を」(小学館文庫)
脚本・演出:長戸勝彦
作曲・合唱指導:和田一樹
出演:森保まどか、神志那結衣 / 夏目愛海、平松來馬、Hinano、西川岬希、大原由暉、徳岡明、冨永さくら、花澤美紅、森山真衣、芦澤木寧、晴野なち、二瓶愛琉、角井楓真 / 湯本柚子、本屋碧美、西山蓮都 / 大鳥れい、鈴木健介、遊歩、伊藤あいみ、香音有希、幸村吉也 ほか
※湯本柚子、本屋碧美はWキャスト。
※徳岡明の「徳」は旧字が正式表記。
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Ptz TIGER @ptztiger
@stage_natalie @_madoka726_ モリポさん、可愛い♪( 〃▽〃)