これは1971年にアメリカで公開された映画「
劇中では、破天荒な79歳の女性・モード(黒柳)と、狂言自殺を繰り返す19歳のハロルド(生田)の恋物語が展開。2人は、共通の趣味である“赤の他人の葬式への参列”で顔を合わせるうちに仲を深め、周囲の反対を押し切って交際することになる。生きることの楽しさをモードから学んだハロルドは、彼女の80歳の誕生日パーティを開くが……。
黒柳は生田の印象について「生田さんは、とても大人っぽく男性的なので、私はひきずられっぱなしです。何歳なのかは伺ってないのでわかりませんが、堂々としていて、魅力的です。こういうかたと芝居できてラッキーです」と語り、「朗読劇の面白さを楽しんでくださいませ。みなさまの想像力を沢山、発揮させてハロルドとモードの関係がどうなっていくのか、笑いながら、はらはらして頂けるとありがたいです」と呼びかける。
生田は黒柳との共演について「日本にテレビが普及した時から今日に至るまで、たくさんの日本人に愛されて続けている、日本のヒロイン。そんな黒柳徹子さんと恋人役をさせて頂けるなんて夢にも思わなかった事です」と思いを述べ、「人との接点を持ちにくい現在です。それでもお芝居を求めて劇場に足を運んで下さる皆様に全力でお応えしたいと思います。同じ時代に生きて、同じ空間を共有できる喜びと、舞台に立てる喜びを感じたいです」とコメントした。
出演者には黒柳、生田のほか、
G2コメント
稽古の手応え
黒柳さんはとてもキュート。周囲への気遣いもとても自然で、場がとても和らぎます。斗真くんはとてもナチュラル。芝居へかける静かな情熱を持つジェントルマン。他の皆さんも楽しく、かつ、しっかりと物語空間を創り上げようとする姿勢が素晴らしく、稽古場は私にとって癒やしの場。本番が始まれば、次は客席が癒やし空間に早替わりすることでしょう。
作品の魅力
1971年に書かれた原作ですが、今の時代にも古くさくなく新鮮に響くセリフが多く、コロナで疲れた心に、なにか新しい明日へのエネルギーを注ぎ込んでくれるに違いありません。
観客へのメッセージ
朗読劇ゆえに俳優は動きませんが、どうか、皆さんの想像力をフル稼働してイメージしてみてください。そこには、人生が豊かになる秘訣がいっぱいある、はず。
黒柳徹子コメント
生田斗真の印象
生田さんは、とても大人っぽく男性的なので、私はひきずられっぱなしです。何歳なのかは伺ってないのでわかりませんが、堂々としていて、魅力的です。こういうかたと芝居できてラッキーです。
作品の魅力
よほど人間というものを、よくわかってないとこういう脚本は書けないと思います。重たい死というものをひきずりながら軽々と生活していくハロルドとモード。どれだけ明るくやっていけるか、私は79歳のモードより年上になってしまいましたが、まだ、脚本のモードの心の底はわかっていません。面白い脚本ですね。
観客へのメッセージ
朗読劇の面白さを楽しんでくださいませ。みなさまの想像力を沢山、発揮させてハロルドとモードの関係がどうなっていくのか、笑いながら、はらはらして頂けるとありがたいです。相手役の生田斗真さんが男性らしく、魅力的なので、私は、ひきずられっぱなしです。私は稽古中、毎回、終わりのほうで、胸をつまらせています。
生田斗真コメント
黒柳徹子の印象
日本にテレビが普及した時から今日に至るまで、たくさんの日本人に愛されて続けている、日本のヒロイン。そんな黒柳徹子さんと恋人役をさせて頂けるなんて夢にも思わなかった事です。稽古場でもいつも可愛いお洋服をお召しになっています。ご自身の信念と誇りを持って毎日を過ごされている姿に沢山のエネルギーと勇気を貰えます。
作品の魅力
なんと言っても、黒柳さん演じるモードが可愛らしい事!そして、人生の色々な事を教えてくれるお芝居です。
観客へのメッセージ
人との接点を持ちにくい現在です。それでもお芝居を求めて劇場に足を運んで下さる皆様に全力でお応えしたいと思います。同じ時代に生きて、同じ空間を共有できる喜びと、舞台に立てる喜びを感じたいです。
朗読劇「ハロルドとモード」
2020年9月28日(月)~10月3日(土)
東京都 EX THEATER ROPPONGI
2020年10月14日(水)・15日(木)
大阪府 梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ
作:
上演台本・演出:
出演:
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前川知大 Tomohiro MAEKAWA @TomoMaekawa
浜田信也が出演してるそうなのでパトロールしてきました。演出のしっかりした朗読劇だった。黒柳徹子さんは設定より更に年上なんだな。このお歳ならではのいい声でした。浜田は異常無しでした。 https://t.co/fwuJpKPp2r