舞台「Cutie Honey Emotional」の製作発表が、本日1月10日に東京・サンシャインシティ 噴水広場で行われた。
詰めかけた大勢のファンを前に、ステージにはまずMCを務める早見蒼役・
司会の生田が「8人の“ハニー”が並びましたが、どうですか? かわいいでしょ!」と呼びかけると、観客からは大きな歓声が。その後は生田の進行で、キャストたちが見どころや意気込みを語る。キューティーハニー役の上西は「舞台化が発表されてから『変身シーンはどうなるの?』という声が多かったんですが……期待してください!」と自信をのぞかせ、ジャンパーハニーを演じる佐藤は「舞台版には殺陣もあります。戦闘シーンと学園生活の場面のギャップも楽しんでもらえたら」とコメントした。
サイバーハニー役の鹿目は「平日のお昼という大変なときに来てくださり、ありがとうございます!」とファンに感謝を述べ、オファーを受けた心境を「私は“ポンコツ”なので、皆さんの足を引っ張っちゃうんじゃないかと心配でしたが、演技の仕事をしたいと夢見ていたのでうれしかったです」と笑顔を見せる。上西と同じく元NMB48メンバーでアッシュハニー_eins(アインス)を演じる矢倉は「上西恵さんと同じステージに立てるのは数年ぶり」と喜びを語り、アッシュハニー_zwei(ツヴァイ)役の彩木は「ミュージカルや舞台が大好きなので、このお話をいただいてうれしかったです」と胸の内を明かした。
稽古場の雰囲気について質問されたブラックハニー役の吉川が「女性グループ特有の“ギスギス”で困ってます!」と冗談交じりに回答すると、司会の生田が即座に「(記録が)残るんで、やめてください!(笑)」と切り返す。吉川が「本当のことは言ったほうがいいんだよ!?」とたたみかけると、共演者からは「いやいやいや!」と総ツッコミが入り、座組の仲むつまじさをのぞかせた。
トークののち、キャストたちは「キューティーハニー」と舞台版主題歌の2曲を披露し、キュートなパフォーマンスで会場を魅了。パフォーマンスを終えた平塚は「初披露なので緊張しましたが、皆さんが盛り上げてくださったので楽しかったです」と観客に謝辞を述べ、西葉も「『キューティーハニー』は誰でも知っている曲ですが、歌って踊ることはなかなかないと思います。振付にキューティーハニーのポーズが取り入れられていて、すごくかわいい」と話した。
製作発表後に実施された囲み取材では、キャストたちが「キューティーハニー」の名ゼリフ「変わるわよ」にちなみ、“変わりたいこと”について語る。「2019年はあきらめが早かった」と苦笑交じりに話す佐藤は「今年は心を強く持ちたい。変わります!」と決意を表明。今年20歳を迎える平塚は「たくさんのお姉さんたちとご一緒するので、大人の魅力や舞台のことを学びたい」と意欲を見せ、昨年、所属していたきゅい~ん'ズを卒業した西葉は「方向性をシフトチェンジして、今年からお芝居をがんばりたい」と目標を掲げた。
鹿目は再び「私はめちゃめちゃ“ポンコツ”なので……」と切り出して記者たちを笑わせ、「年下の子にもフォローしてもらってばかりですが、今年はお姉さんらしくみんなを支えたい」と宣言。さらに昨年5月に芸能活動を再開した上西は「女優としてやっていけるよう実力を付けたい」と言葉に力を込める。最後は上西が「劇場でお待ちしています!」と挨拶し、取材は終了した。
“キューティーハニーの「エモい」新たな物語”をテーマに掲げる今作では、近未来の荒廃した関東地区を舞台にストーリーが展開。脚本・演出を
舞台「Cutie Honey Emotional」
2020年2月6日(木)~9日(日)
東京都 サンシャイン劇場
原作:
脚本・演出:
キャスト
キューティーハニー:
ジャンパーハニー:
スイーツハニー:西葉瑞希
サイバーハニー:鹿目凛
ラブリーハニー:平塚日菜
ブラックハニー:
アッシュハニー_eins(アインス):
アッシュハニー_zwei(ツヴァイ):彩木咲良
早見蒼:
キャンディクロー:谷口愛祐美
ジョーカークロー:樹亜美
ハラジュククロー:
ピンキークロー:
メイドクロー:
シスタージル:山崎紫生
パンサーゾラ:
アルフォンヌ:
常似ミハル:
如月博士:
佐東あゆ子:桃菜
直子:大橋ミチ子
秋夏子:
ほか
※山崎紫生の「崎」は立つ崎(たつさき)が正式表記。
関連記事
ばるく @kojirase_fukei
8人のハニーがそろい踏み!キューティーハニー役の上西恵「変身に期待して」 - ステージナタリー
#マイナタリー https://t.co/SEdK0WYJp4