無観客のフロアでDISCOの嵐!the telephones、初の生配信ライブでやりたい放題

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the telephonesの生配信ライブ「Online DE DISCO!!!」が、7月17日に埼玉・HEAVEN'S ROCK さいたま新都心 VJ-3にて開催された。

the telephones(Photo by Takahiro Takinami)

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石毛輝(Vo, G, Syn)(Photo by Takahiro Takinami)

石毛輝(Vo, G, Syn)(Photo by Takahiro Takinami)[拡大]

the telephonesは6月から7月にかけて全国ツアー「NEW! TOUR」を開催予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大の影響によりツアーは中止に。バンドにとって初の配信ライブはツアーファイナルが開催される予定だったHEAVEN'S ROCK さいたま新都心 VJ-3を舞台に無観客ライブとして行われ、the telephonesは映像演出などをふんだんに盛り込んだ配信ならではのパフォーマンスで計15曲をファンに届けた。

岡本伸明(Syn, Cowbell, Shriek)(Photo by Takahiro Takinami)

岡本伸明(Syn, Cowbell, Shriek)(Photo by Takahiro Takinami)[拡大]

おなじみのオープニングSEが流れ、映像が切り替わるとステージ上にはフェイスシールドを装着した4人の姿が。石毛輝(Vo, G, Syn)が「画面越しでもつながって、一緒に楽しもうぜ! Are You DISCO?」と問いかけるとチャット欄はそれに応えるように「DISCO!!!」の書き込みであふれる。岡本伸明(Syn, Cowbell, Shriek)がカウベルで軽快なリズムを刻むと「Baby,Baby,Baby」がスタート。演奏中、映像が加工アプリを起動したスマホの画面に切り替わると、石毛がロングヘアーのカツラを被ったり、松本誠治(Dr)が大きな丸メガネをかけたりと普段のライブとは異なる見せ方で視聴者を楽しませた。2曲目「DaDaDa」が始まる頃にはメンバー全員がフェイスシールドを外しており、あまりの激しい動きにTシャツがはだけていた岡本はすでに半裸状態。石毛は「調子はどうだみんな? DISCO叫ぼうぜ!」「歌ってくれ!」と画面の向こうに呼びかけながら「Keep Your DISCO!!!」「A.B.C.DISCO」といったライブの定番曲を次々に畳みかけていった。

長島涼平(B, Cho)(Photo by Takahiro Takinami)

長島涼平(B, Cho)(Photo by Takahiro Takinami)[拡大]

「オーディエンスの姿がほぼ見えている」と語る岡本は無観客のフロアに向けて「汗、拭いたほうがいいよ」と声をかけ始める。長島涼平(B, Cho)は普段のライブとの違いに驚きながら「こういうとき、もっとスタッフさんが笑ってくれるんじゃないの?」と、真剣な面持ちで仕事に励むスタッフたちをイジって笑いを誘った。MCがひと段落するとthe telephonesは5月に配信リリースした新曲「Tequila,Tequila,Tequila」を投下。岡本の激しいダンスを舐めるようなアングルで捉えたり天を仰いでギターをかき鳴らす石毛の手元がアップで映したりと、躍動感のあるカメラワークでバンドのパフォーマンスが届けられていった。

松本誠治(Dr)(Photo by Takahiro Takinami)

松本誠治(Dr)(Photo by Takahiro Takinami)[拡大]

the telephonesは配信ライブ開催にあたってリスナーから曲のタイトルに「DISCO」が付いてない曲限定でリクエストを受け付けており、配信ライブでは投票で上位を獲得した3曲を演奏することに。このコーナーでは、ファンから根強い人気がある「My Final Fantasy」、ライブで初めて演奏された「Relationships」、大量の票数を獲得し2位を大きく引き離した「What's Your Name???」の3曲が披露された。それぞれが投票した「ambient metronome」「Fire,Fire,Fire」「3,2,1 right now!!!」「Girls, Boys, Romantics」の4曲が上位に入らなかったことを悔やんだ彼らは、急遽チャットでこれら4曲のリクエスト投票を実施。リクエストが大量に書き込まれる中、多くの投票を得た「ambient metronome」を演奏してファンを喜ばせた。

ブリッジをしながらギターソロを弾く石毛輝(Vo, G, Syn)。(Photo by Takahiro Takinami)

ブリッジをしながらギターソロを弾く石毛輝(Vo, G, Syn)。(Photo by Takahiro Takinami)[拡大]

リクエストコーナーで“DISCO曲”を封じてきた彼らだが、未発表の新曲「Do the DISCO」を皮切りに「DISCO」と名の付いた曲を矢継ぎ早に披露してライブをクライマックスに向けて盛り上げていく。「Monkey Discooooooo」では石毛がブリッジをするように仰向けになってギターソロをプレイ。「Urban Disco」では岡本がTシャツを脱ぎ捨て、フロアで突然腕立て伏せを始めてメンバーを笑わせた。テンションの上がった岡本はカメラを手にしてフロアからステージを撮影し始め、ライブ中にも関わらず楽屋まで駆けて行きバナナを頬張るなど自由奔放なパフォーマンスで視聴者を驚かせた。4人はラストナンバーとして「LOVE」と「DISCO」を高らかに歌い上げる「Love&DISCO」を奏で、「次はライブハウスで会いましょう」と視聴者と約束を交わして無観客ライブ「Online DE DISCO!!!」をフィナーレへと導いた。

ライブの配信が終わってもチャット欄にはアンコールを求める書き込みが止まらず、急遽Instagramのライブ配信でメンバーのアフタートークが届けられることに。インスタライブでは4人が視聴者のコメントを丁寧に拾いながら、ひさびさに開催されたワンマンライブの感想を笑顔で語り合っていた。

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the telephones「Online DE DISCO!!!」2020年7月17日 HEAVEN'S ROCK さいたま新都心 VJ-3 セットリスト

01. Baby,Baby,Baby
02. DaDaDa
03. Keep Your DISCO!!!
04. A.B.C.DISCO
05. Tequila,Tequila,Tequila
06. SAITAMA DANCE MIRROR BALLERS!!!
07. My Final Fantasy
08. Relationships
09. What's Your Name???
10. ambient metronome
11. Do the DISCO
12. Monkey Discooooooo
13. I Hate DISCOOOOOOO!!!
14. Urban Disco
15. Love&DISCO

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